思い込みエラー
人に注意されるまで分からない。→人の助けを借りる。 自分がこれからしようとする事を周囲の人に話す習慣をつける。 思考のエラーとしてのミステイク
ミステイクは不適切なゴールを選んでしまうために生じる。
多くのミステイクは思いもよらなかったような考えから生じてしまうことが多い。
それは人が体系的に分析するよりも、記憶している経験に依存してしまうという傾向をもっているからである。
人の思考のいくつかのモデル
人間の思考は、論理的な演繹よりももっと過去の経験に基盤をもっているように思える。 コネクショニストアプローチ
記憶に関するコネクショニズムのアプローチをきわめて大ざっぱにいうと、記憶の中にものを放り込んで積み重ねていくということになるだろう。
こんな時、思い込みエラーが起こる
とりわけ、即応を要求されたり、状況の激変のために、何が何やらわけがわからなくなってしまうような事態では、その時その場で目立つ限定された手がかりだけに基づいて駆動された知識だけを使って状況の解釈モデル(メンタルモデル)を構築しがちです。
それが状況とのかかわりにふさわしくないとき思いこみエラーが起こります。
思い込みエラーの困った点
視野狭窄が起こる(そのとき目立つ手がかりへの固着が起こる)
エラーであることに、なかなか自分では気がつかない
メンタルモデルにそぐわないことが起こってもそれは、例外、特別と考えて、メンタルモデルを維持する(確証バイアス)
思い込みエラーを防ぐ
わけがわからない状況にしない
仕事の目標や全体像をあらかじめ示す
仕事に関連する知識を豊富に、かつ高度化しておく
時には、判断中止(エポケ)も大事であることを知っておく
例 10分間ルール(10分間は何もしなくてもよい) 自分の思いを人に話せるようにする/話すようにする
言いたいことが言える。しかし、責任を持つ人がいる
人と情報を共有する
思いを外に出す(外化)ことで自己の思いに気がつく(気づき)
その場から離れさせる
冷静な目を回復させる