変換地獄
統合が不十分な情報ネットワークに起こる障害のひとつ。
ネットワークに連結された端末ごとのデータフォーマットが異なるために、その変換の手間に莫大な時間的なロスが発生すること。
電子化に対するガイドラインやスタンダードを決めていないため、互いに勝手な形式で電子化が行われてしまい、部署間やソフト間のデータの交換に膨大な手間がかかってしまう。
いずれも情報の共有化が実現されていないことによる弊害である。 基幹データベースシステムとしての従来の発注システムと、日常業務で使われる各種ワープロなどの連携が取れていないことによって発生している、あるいは発生する可能性がある問題として捉えられよう。