優位性の幻想
自分はたいていの人より優れているという幻想。
自己について現実離れした確信的な見方をするところから生まれている、欲求幻想(こうしたい、こうありたいという動機から生まれるバイアス)の一種。 自分は他人より正直で、能力があり、知的で、礼儀正しく、洞察力があり公平だと思いがちであったり、また、自分の成功は自分のおかげだが失敗はあまり自分のせいだとは思いたがらず、他人の失敗について責任を問うことは忘れないといったことも、この幻想によるものである。 交渉者はとくに自分たちの方が交渉相手よりも柔軟で、意図がしっかりしている、有能で、公平で、正直で、協調的だと思いがちである。
こうありたい→こうあるべき→こうなるはず→こうなるに決まってる