アメリカ的製造方式
アメリカ型生産システム、アメリカ的生産方式、アメリカ的製造システム、アメリカ的工業制度
部品互換性の元祖といわれるが、実際にはそれほどできていなかった?
(むしろ、スプリングフィールド銃の生産の方が重要?)
互換性に加え、複数モデル間で共通部品化。
第3期:19世紀半ば
立役者はコルトの拳銃(マコーミックの農業機械も)。 しかし、現実には、依然として部品互換性や設備専用化は不完全。
第4期:19世紀末;自転車、馬車、初期の自動車の時代
比較的大きな部品メーカー、群小の組立メーカー(寄せ集め式の組立) 自転車・馬車から自動車への生産技術・製品技術移転
プレス、抵抗溶接は自転車発
馬車からシート、ステアリング、ブレーキ;自転車からワイヤー式ホイール
アメリカ的製造方式の「真打ち」登場(アバナシーの第5期)
その特徴は:
1. 専用機械の加工精度向上 → 真の「部品互換性」を達成
2. プレス工程の内製化
3. ムービングアッセンブリーライン(移動組立方式)
4. 以上にもとづく本格的な大量生産(mass production)
フォードシステムは移動式組立ラインばかりではないことに注意。