タイプライター
1874年 商業的に成功した最初のタイプライタ「Remington No.1」 1878年 シフトキーの採用「Remington No.2」 1901年 機械式タイプライタの完成「Underwood No.5」 1908年 ポータブルタイプライタ「Standard Folding」 1922年 Royal typewriters社「Royal Portable」 1935年 IBM、電動タイプライタ「Electric Typewriter Model 01」 のちに英数字だけを用いて文章を構成する欧米圏では広く普及し、ちょっとした手紙から小説・はては公式文書に至るまで、タイプライタで打鍵して『書く』ことが一般的となった。
また、地位の高い者たちには、自分で“打つ”代わりに秘書を雇い、口述筆記をさせるという手法もしばしば見られた。 「インクリボン」と呼ばれる インクを染み込ませた細長い布を張った後ろに紙をセットし、鍵盤のキーを押下するとそれに連動して活字が刻印されているハンマーが印字位置に振り下ろされ、インクリボン越しに紙を圧迫する事で活字を転写する。文字を打ち間違えた場合は、修正液などを用いる。 のち、ワードプロセッサやパソコンにその存在は取って代わられるが、それらの機械でも依然としてタイプライタと同じ文字配列の鍵盤が使われている。 東京外国語大学 - かつてはチベット文字やデーヴァナーガリー文字などを入力するための特殊なタイプライターが利用されており、展示会などで公開されている。 菊武ビジネス専門学校 - タイピスト養成所として創立されたことから、タイプライタ博物館を運営している。