手打ちのHTMLをもう一度
概要
いわゆる個人サイトをもう一度復活させたい
障害として、FTPやレンサバ契約の面倒さがある
HTMLを簡素にしてくれるであろうWebComponentsは現状No depsのものが見つけにくい
計画
個人サイト向けWebComponentsをまとめる
FTPクライアントを作る(レンサバと提携できないか?)
とほほのHTML入門相当のものを作る
ヘルプ内蔵のHTMLエディタ的なものを作るといいかもしれない
個人ギャラリーを「自分の有料ホスティングスペース上で」作れるようにしたい
イラストなど自分のデータを自分で管理できる状態にしたい
背景
コンテンツってもっと気軽につくるものじゃなかったっけ
今時のウェブサイトはビルドが必須になっているか、Wordpressを使うか、NoCodeを使うかという感じになっている Webがドキュメントだった時代と比べて、コーダーが分断されている
更新が面倒
FTPでのアップロードという時代じゃなくなってきた 手打ちHTML文化は終わっていいのか?
教育的観点からいうと良くない。なんだかんだSPA時代になってもレンダラに与えるDOMそのものの知識が必要
SNS時代ではユーザはViewをコントロールできない。コンテンツ作成者にとってViewはコンテンツの一部だが、サービス都合で勝手に変えられてしまう。
個人サイト文化
ポートフォリオとミニSNSが合体したような、隠れ家・ポケット的なユニークな存在だった 今はSNSで中央集権的になってしまい、それぞれの作る場の多様性がなくなってしまったように感じられる
古の個人サイトって共同運営のやつがまあまあ存在した気がする。SNS時代は個人アカウントにすべてが紐づくモデルだけど、趣味はシェアルームでワイワイやりたいって人も多そうだなと思う
手打ちHTML / 個人サイト復活の余地
いにしえのオタクが40代, 50代になって暇になって個人サイトに戻ってくる可能性がある
WebComponentsによりカスタム要素の組み合わせでサイトが作れるはず
HTML Living Standard. XHTMLのような冗長さはもうない
flexbox, gridレイアウト
ちょっと難しいんだけど、floatやテーブルレイアウトよりかなりマシなはず
手打ちHTML復活の障害
HTML入門の決定版がなくなってしまった(あえて言うならMDN?)
SNSのように反応を得られるものではない。いいね慣れした人間に響くかどうか?
レンサバを使うのが面倒。決済するだけでも結構なものだよね…
手打ちHTMLはいいぞ
何よりデータを完全に所有しているということ。レンサバの規約にさえ触れなければ、SNS基準での削除とかもない
広告なし
完全にコンテンツ中心のデザインにできる
コンテンツもフォルダ分けしたり、どれかを強調したり自由にできる
しかも意外と速い(国内なら)
LCPが画像等のリソースでキャップされることが多く、がっつり最大サイズの画像に圧縮をかけられれば問題ない
OGPもうまく手作業でやれるツールを提供すれば希求できるのでは?
ヒントになりそうなもの
html一枚だけでページ遷移などを実現している
JSを排除できるならそれが一番
FTPをブラウザから喋れるようになれそう?(Chrome限定で)
作ってる
サムネを作るという単機能で十分かもしれない
できれば