デフレーション
#日本経済
概要
失われた30年はデフレスパイラルによる景気低迷現象であり、デフレを脱却するためにアベノミクスが実行された
10年間の異次元の金融緩和にも関わらずデフレ脱却できなかったのに、2022年のロシアウクライナ戦争によるエネルギー価格高騰もサプライチェーンの崩壊でコストプッシュインフレに転じることができた
日本の失われた30年での原因とされる説
金融政策
人口減少
賃上げより雇用を優先する日本の特殊な労使関係
デフレは症状にすぎず原因ではないのではないか?
デフレが日本経済低迷の原因であり、デフレを克服すれば日本経済は回復する
という理屈でアベノミクスが行われてきた
けれども本質的な原因は少子高齢化による社会保障負担の増大、IT産業を生み出せなかったことなのではないか
高齢化社会の問題、社会保障
仮に現在デフレを脱却したところで、現在の日本に世界で闘えるようなGAFA的な企業もないし、若者の大きな社会保険料負担がなくなるわけでもない。
デフレ脱却したとして日本は観光業で大金稼ごうとでもいうのかな
がん患者に対して痛いからって痛み止めだけ処方して、これで良くなるってホッとしている見当違いな医者みたいなことしてるんじゃないか
結局根本原因の解消から目を逸らしてデフレという症状だけ対処すれば景気が良くなると勘違いした結果、2022年に景気が良くならないままインフレーションに突入(スタグフレーション)することになってしまった