講義「タスク管理」
講師:吉良野すた
1: タスク管理とは何か
2: ……
皆さんこんにちは。吉良野すたと申します。
この講義が扱うタスクとは、「やること」です。皆さんも色々ありますよね、やること。これから先、皆さんは学業や研究、仕事などでやることが増えます。増えてくると頭の中だけで扱うって無理なんですよね。上手くやる必要があります。それがタスク管理です。
さて、この講義ですが、成績はレポートとテストのうち良い方を採用します。レポートで70点、テストで80点取れたら80点が成績です。受けるのはどちらか片方でも構いません。ので、レポートで75点を取って、これくらいでいいかと思ったらテストは受けなくてもいいです。逆にテストで勝負したいのならレポートはやんなくてもいいですね。ちなみに出席点は一切ありませんので、受けたくない人は帰ってもいいです。というか、この講義は自由入退場にしたいと思います。トイレとか、飽きたから今日はいいやとか、途中から入ってくるとかでもいいです。ただし静かにしてくださいね。
講義資料は~~にアップロードしてます。なので、その気になれば自分で勝手に勉強して、テストだけ受けに来るとかでもできます。皆さんの時間は貴重ですからね、有効に使いましょうね。
と思ってたんだけど、法律で出席日数ある程度確保せなあかんっぽいのでダメっぽい?
いや、あくまで推奨っぽいし、行けそうだが
あとは順番
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1: タスク管理とは何か
色んなコンテキストがあることを紹介して危機感煽ったり、学生に当事者意識持たせて興味持ってもらう
管理しなくてもいいように立ち回る、という視点も紹介したい
2: 忘れないようにする
動線つくっておいておく話。リストを飼う、ボードを設ける、付箋を仕掛ける
リマインダー
3: 迷わないようにする
タスクの粒度の話。分解の話。少しずつ進む。
コンテキストの話(背景しっかり把握しようって話)
4: 怠けないようにする
浅いタスク管理か、深いタスク管理か。ライトなタスク管理か、ハードなタスク管理か。自然な管理か、不自然な管理か
資質にも言及したいなーsta.icon
5: ルーチン
習慣とか日課とか家事雑務とかの話
プログレッシブルーチン(明示的にルーチンタスク化)?
アナログとデジタル
ツールとしての性質の違いについて
あとは具体例について
デジタルタスク管理ツール実習1
デジタルタスク管理ツール実習2
アナログと一つずつがいい?それともデジタルに寄せて全員にデジリテ学んでもらうべき?
後者がいいなぁ思ってるんやけどsta.icon
オルタスク――タスクのようでタスクでないもの
予定、格言、メモ
集中との戦い
マルチタスク、コンテキストスイッチング、割り込み
熱夢集
ログとレビュー
プロジェクトタスク管理(チームタスク管理)
演習1: 自分のタスク管理をつくってみよう
演習2: 自分のタスク管理をつくってみよう
演習3: 自分のタスク管理をつくってみよう(発表)
テスト
何を持ち込んでも良い
何をテストする?暗記問題しても仕方ねえぞsta.icon
それに人それぞれなのでそれこそ国語問題になってしまう…… コンセプト
どうせ学生のことなんてわからないのでオレオレで遊びます
こっちでも検討してた
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1 2020/04/13時
「もし講義を持つとしたら?」というトリガークエスチョンはとてもいいですね。
ちょうど「タスク管理ネタで電子書籍書こうかどうか」悩んでたので、このクエスチョンで昇華する
もし僕が大学教員で、新大学一年生にタスク管理を教えるとしたら
非常勤講師で、月30万の不労収入があり、自身もミニマリストで普通に暮らしていけている
藤堂大学の藤堂佑理事長がタスク管理にご執心で、僕を見つけて「学生を指導してくれないか!?」
僕は面白そうなので引き受けた
……という設定にしてみようかw
大学生のときの記憶をたよりに……
枠
1回90分 x 15 回
週に1回
半期
仮説
Trello、Planner、アナログ付箋onホワイトボードなどかんばん系を例に出すと「使ったことある」が 20%
彼らにとって「タスク管理≒チームタスク管理」
タスク管理という言葉を知っている人は全体の 10 %
買い物リスト、TODO リストは知っているが、実生活で使っているのは 10%
タスク管理の肝である「いったん外に出したものを扱う」という概念や方法論に興味を持つ人は全体の 1 %
すでに何らかの個人タスク管理を使っている人は全体の 1%
講義でどうしたい?
買い物リスト、TODO リストは知っているが、実生活で使っているのは 10%
これを 50% にする
何らかの個人タスク管理を使っている人は全体の 1%
これを 10% にする
一緒に遊んでくれる学生タスク管理erを増やすイメージw
タスク管理という理論について学んでもらい、必要になったら「あーそういえば」と思い出して勉強や試行してもらえるようにする(後で辿れるよう刻む)
タスク管理の必要性を身を持って体験してもらう
としたらツール使わせる演習ベースになるかなぁ
「簡単な作業」が「たくさん」つまってる「複数人でこなす」課題 ← これ考える
普通にテキトーにやったら間に合わないレベル
でも優秀な人が頑張っただけでも間に合わないレベル
タスク管理で上手いこと分担しないと間に合わない という塩梅……
リーン勉強してるせいで「どうせ検証しないとわからんのだから」と机上であれこれする気が失せている……w
アンケート答えてくれたら単位の足しになります
100ポイント制
1ポイント1点
80点以上で優評価
で、アンケートを1ポイントとかにするw
ただし適当だとペナルティとして逆に減らす
演習として「旅行のタスクリスト」はわかりやすそう?
あなたの旅行を第三者に準備してもらうつもりで
さあ、どう料理してやろうかなぁ
sta.icon最近こっちでバリバリ体系化している
どちらかというと「学生を使って色々検証する」というアプローチになるのではと思ったり
それでも最初は「こういう講義にすれば通じるはず」と何らかの仮説を決めるしかないが