知的生産の3Pスタイル
知的生産をどう捉えているか。それはどのようなツールを好み、また付き合うかによって推し量ることができるだろう――そう吉良野すたは考えた。 彼はこれを3Pの形でまとめあげた。Processor、Playground、Potの3つである。
Processor
情報 → |ツール| → 加工された情報
https://gyazo.com/56fa1f985e31dd6f18faf17b26087354
たとえば付箋ツールXがあるとする。「仕事のアイデア出しをしたい」「じゃあXを使ってみようか」となる。Xに情報をぶっこんでアイデア出しをしていく。何かアイデアが出る(加工された情報)
「情報」は使い捨てであり、最悪なくてもいい
「加工された情報」も実用的で、「使う」ことが多い
ツールにはこだわらないし、多数あってもいい
情報や加工のバリエーションだけ多数、もしかすると無数に存在する
俺が思い浮かべる人物: haruhi.icon、teyoda.icon
たとえるならキッチンで使う多種多様な道具。
スタイルは「処理」
Playground
情報 ⇔ |ツール|
https://gyazo.com/2e6af528e5dbc882def961c12cb4d3f3
「情報」をツールにぶっこみ、そこでごにょごにょしてさらに情報が生まれる。それもまたごにょごにょする……そうやって発展させていく
Processorは最初から結論を出すためにやるけど、Playgroundは結論を急がない
ただし発散しかしないわけではない。収束させたり暫定的な結論を出したりはする
俺が思い浮かべる人物: Tak..icon、shokai.icon
俺もここsta.icon
たとえるならノート。
スタイルは「遊び」
Pot
情報 → |ツール| ⇔ 装飾された情報
https://gyazo.com/481f1ca706a854c38dbbe23030e13204
重要な本質は自分の頭の中にあり、そこからいかにして取り出すかが肝心。しかしそれらは繊細な感性によって入力・精錬されたものであり正攻法では取り出せない。取り出すためには、装飾された情報(繊細な感性が反応して取り出してくれるような情報)を上手くつくらねばならない。またツールそのものの世界観も上手く演出する必要もある。
俺が思い浮かべる人物: nora.icon
最近haruhi.iconさんもこっちかもと思い始めてきた
見た目がキモくて使う気にならない、みたいな考え方はPotだからこそ出るものだと思う
たとえるなら……なんだろ?sta.icon
スタイルは「観葉」
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sta.iconから一番遠いところなのであまり捉えられていない(唯一浮かんだnora.iconに頼っている)。名前やたとえも甘い感じがある……
3Pと人物
一つのスタイルを採用する者と、複数を使い分けるオールラウンダーがいる
Processor
処理して生産性を出すことが大事であり、ツール自体にはこだわらない
使えるツールがあれば何でも使うし、使えないものにこだわる道理もない
新しいもの好きだが、良くも悪くも定着しない
Playground
一つのツールを信念を持って使い続ける
行動は早くない(ただし早く動くこともある)
Pot
居心地や美意識といった非言語的な情報を重視する
既存のツールでは到底満足できずフラストレーションを溜めている
ツールでどこまで頑張るかは人次第だと思われる
仮説だが、たぶん「ツールごときでできるわけがない」と考えて手を出さない or 早々に諦めている人が多いのではないか?だから観測できないのではないか?
オールラウンダー
複数のスタイルを使い分ける
例を挙げると、rashita.iconやnishio.iconはオールラウンダーだと感じるsta.icon
masui.iconもそうかもしれない
彼らがPotも兼ねているかどうかはわからない
feedback:
図に主体を入れるのと、主体の種類が複数あるのとがありそうsta.icon
すぐ思いつくのは「作り手(≒自分)」と「読み手」とか
特に知的生産は提出も含んでいるので「提出先という主体」もおそらく想定した方が良さそう
あとは自分と読み手の中間もありそう
協力者、編集者、コミュニティの仲間 etc