痴漢外来
https://gyazo.com/8213fb14b1a85b98672edaebc1d3f040
依存症的
やめたいのに、やめられない
依存症なので意志でどうにかできるものではない
しかし性犯罪は正式な依存症としてリストアップされたものではない
現時点ではまだ研究が十分でないとの理由から、それが正式には見送られているという現状である。
https://gyazo.com/bd7a0b34b72afa4297f93f59a4fc1feb
p71
ゲーム障害が加わったのは2019年(ICD-11)
memo: 30%あたりで依存症のメカニズムが詳しく説明されているsta.icon
再犯を抑えるのに最も良い(現時点で最もエビデンスとして高い効果が見込まれている)のは治療すること
厳罰はダメ
長期間懲役食らって反省すればもう大丈夫だろう → そんなことない
依存症は自然治癒しない
刑務所は?
めちゃくちゃコストかかる
そもそも拘禁多用するのは違くない?
拘禁刑は最終手段であり、その使用は抑制的にすべきだというのが刑事司法の鉄則である。それは、罰刑均衡主義の見地からの要請でもある。 GPSは?
30年以上実施されてるのにね
欲しいのは治療への動線
罰して「はい、あとは各自頑張ってね」だと何もつながらない
刑務所内で治療するのは?
そもそも刑務所入るのはn回犯した人だから遅すぎる
治療し続ける
行動を強化するためにも、気持ちの良いコミュニケーションにする必要がある
患者を怒るのは愚策
患者に対して何でも同意して本人の歪みとか正当化させるのも愚策
犯罪者はただでさえ総スカン食らってるので、一箇所くらいは受容される居場所が欲しい
筆者の提言
一時的に溜飲を下げるのが目的ではないだろ
エビデンスに基づいた、真に効果のある対策を講じるべき
一時的に気分晴れるからって厳罰だのGPSだのエビデンス出てない効果無いことをやるのは違うのではないか?
もちろん社会防衛の側面が出るのは致し方ない
当事者と背景
当事者によるモチベ
盗撮最中のスリル、ドキドキ感
成功したときの満足感
「コレクション」が増える達成感
見ず知らずの女性の誰も知らない部分を俺だけが知っているという征服感
「被害者本人が気づいてないんだから誰にも迷惑はかけてないよね?」という正当化
ストレスや孤独感を紛らわせるために
ストレスへのコーピングが欠如している(性的行動しかレパートリーがない)と見ることもできる
痴漢が大量発生する背景
日本固有
1000万人もの人が満員電車毎日長時間かけて移動しているというわが国特有の事情
日本の女性は被害を受けても、声を上げることがまれ
女性を「モノ」や「記号」のように見る心理
「法における男性中心主義」
「自分の彼女の被害が許せない」という話
エビデンスに基づいたリスクアセスメント
以下は科学的根拠ない or あてにならないので無視していい
投影法
実のなる木の絵を描かせる
専門家の面接のみに頼った診断
被害者の現実
被害者支援グループのメンバーからのインタビューがメインだが、
発覚しづらく、ダメージはかなり重い
一瞬の加害でも一生のトラウマになる
被害者は基本的に泣き寝入りするしかない
性暴力の8割は知り合いから
幼少期の父からの性暴力、などはパワーバランス的にどうしようもない
Misc
2022/04/09 まとめた
2022/04/05 100%
読んでてふぇぇ……ってなる
sta.iconも本書の指摘を見て「たしかに」「なるほど」と思うことが多々ある
2022/04/01 45%
エビデンスや最新研究追わずに自分のプライドと経験だけで勝負している老害をめっちゃdisってて面白いsta.icon
「対面で話す必要あるか?」
「チェックリスト答えてもらって高精度で診断できるならそれでもええやろ」
みたいなのもあって、なんていうか示唆に富むsta.icon*3
あとでじっくりコースやね
2022/03/29 まだ0%
日本の二大性犯罪が盗撮と痴漢
痴漢はこっちの本がカバーしているだろう