DoingモードとBeingモード
Doingモードは何かの対処をするモード
Beingモードはそのままでいるモード
Beingモードでは、何の行動も取らずに、まずは自分の「怒り」を受け入れて、興味を持って観察する。すると、心や体のちょっとした動きや変化に気づく。心臓の鼓動が高まったり、呼吸が速くなったりしているかもしれないし、肩や全身にいつもより力が入っていることもある……足が地面に触れている感覚であったり……目には青い空が見えていること、風が皮膚を撫ででいることなどへの気づくである……心全体を占めているかのように思えた怒りが、実は心の一部でしかなく、その小さな一部にとらわれて不自由であった自分に気づいていく。