温厚な反抗
より良いやり方を明示的に追求しようとせず、現状の微妙なやり方に表面上は従いつつ裏でうまくサボったり変えたりしていること
例
「ああ、このルールは形骸化してるから定型文入れて提出すればいいんだよー」
ただし表立ってこんなことは言えないので、そうなっているという現状を上手く汲み取る必要がある
なぜか
変えるのが非現実的だから
変えるためのコストや責任を負いたくないから
表に出してしまうとスルーできないから
特に上司などは立場上、ちゃんと向き合わないといけなくなる
≒そのより良いやり方は非現実的だ、できないと突きつける必要がある
突きつけて本人を黙らせるだけならいいが、下手に騒ぎになって「ルールつくろう」「監視しよう」となったらかなり面倒くさい
裏でうまくやっていたこともできなくなる
この機微がわからず、無闇に表で問題提起しちゃったりすると、この温和な反抗者達を敵に回すことになる
「コイツは機微がわからないやつだ」「コイツがいたら俺たちの温厚な反抗も表に出されるかもしれん」