新事業や改善改革には「失敗の容認」「責任者の明示」「権限の委譲」が全部要る
どれも理解するだけならかんたんだが、行うのは難しい
失敗の容認
責任者の明示
要は当事者をつくってそいつに任せる。当事者にならないと他人事になるので
ただ当事者だけだと暴走しちゃうから周囲の協力やチェックは引き続きやる
権限の委譲
責任者が仕事を不自由なく完結できなければならない
一つの目安は「承認者がいない」
ちなみに階層的な組織ではどれもできない
ヒエラルキーの価値観に染まっていると、どれもありえないことなのでできない
「私は部下に裁量を与えていますよ」「自主性を尊重していますよ」とかいう管理職をたまに見かけるが、信じてはいけない
ヒエラルキーである以上、まず責任者はそいつになる
で、責任がそいつにあるということはそいつは(任せるといいつつも)管理するしかない
程度に差はあるが、どこがで「承認」を発生させる
任されてる側は結局この管理職の首を縦に降らせるゲーに従事しなければならなくなる