ジェネリックメイド
オーダーメイドの対義語で、既存の手段で実現可能な範囲内で済ませられるようにすること(としてsta.iconが定義) 例: SIerである我々はサイロ化が課題である。現場が持つ情報をもっと共有できるようにしたい。何ならそのような仕組みやツールをサービス化してビジネスにもしたい。どうするか?
普通なら
オーダーメイドで考えようとする
つまり何らかの新しいコンセプトやサービスを新たに自製しようとする
ジェネリックメイドではどうする?
ありものを使って実現 or 代替することを考える
たとえば
GitLabサーバー立ててそこに集めればいいんじゃね?
Boxに集めればいいんじゃね?
どう集めてどう使うかは適当にやり方を整備すればいい
ここでも巷の方法論を使う
A社がブログで紹介してたこの手法を使ってみよう etc
Q: 汎用化した物を使うってこと?
Ans: そうとは限らない
使うものは「汎用化されたブツ」と「特化したブツ」があるはず
後者はたとえば「汎用化ほど整備はされてないけど、部分的には流用できそうなPJ内成果物」とか
ジェネリックメイドはどっちも使う
が、戦略はだいぶ違ってくるはずなので分けた方がいいかも
要するに一般論で勝負するか、ありものをアレンジして切り抜けるか
後者は既にSIerでも当たり前にある
が、属人性が増長する、地頭と資質に優れた突貫マンじゃないとできない、本質的に再利用性や拡張性が乏しいなどのデメリット 前者は誰でも思いつくことではあるが現実的じゃない
SIerにまず汎用化できるだけの能力と投資がない
できたとしても客側にこれに従うだけの素養と(従来のレガシーな前提を変えていく)覚悟がない
sta.icon
まずは自分達が「ありもので問題解決する」ことをマスターする