複数の家電をまとめて操作する
一言で複数の家電をまとめて操作する方法を説明する。
https://gyazo.com/15240cc328fad9ff3f7e04fa82e84638
例えば、「OK Google、行ってきます」の一言で、テレビもエアコンも照明もまとめてOFFにするには、Slackで、
send tv:off aircon:off light:off
というメッセージを送るような IFTTT アプレットを作ればよい。
また、赤外線を発信するタイミングを、次のように微調整することもできる。
send tv:off [3s] aircon:off [2500ms] light:off
(詳しくは → 赤外線信号のタイミングを調整する)
ただし、「行ってきます」というフレーズを IFTTT アプレットに設定しただけでは、Google Home の元々の「行ってきます」への反応が優先されてしまい、IFTTT 側の設定が無視されてしまう場合がある。
Google Home の標準的なフレーズとの衝突を避けるために、「全部消して」等の独自のフレーズを設定した方が、曖昧さがなく、使いやすい。
実は、Google Home アプリの「ショートカット機能」を使えば、Google Home の標準的なフレーズよりも、ショートカットによる置き換えを優先させることができる。(ショートカットの作り方はこちら → Google Homeアプリのショートカットを応用する)
実際、「行ってきます」を「全部消して」に言い換えるショートカットを作れば、「OK Google 行ってきます」と話しかけると「全部消して」が反応するようになり、Google Home の元々の「行ってきます」への反応を回避することができる。
「行ってきます」に加えて「おやすみ」も「全部消して」に言い換えるよう、ショートカットを設定すると、使いやすい。
設定したフレーズ通りに Google Home が反応してくれない時は、スマホアプリの「Home」や「Assistant」から、「マイアクティヴィティ」を確認すると、Google Home が聞き取ったフレーズを知ることができる。自分が言ったはずのフレーズと、Google Home の聞き間違いの齟齬を知ることができるので、フレーズ設定に役に立つ。
次にやること
「OK Google、暖房 22 度」で、エアコンの設定温度を 22 度にする → 数を含むフレーズで家電を操作する
「OK Google、Eテレ」で、テレビのチャンネルをNHK教育テレビにする → Google Homeアプリのショートカットを応用する
2017/12/26
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