ルール逸脱可能余白
黙談.iconは、この余白がまあまあ大きいと思っています。
ルール逸脱可能余白とは、
どこまでルールの逸脱が許されたゲームか?(あるいは遊びか?)を表す指標のこと
造語です。
何かこの意味での専門用語があれば、どなたか教えてください。
複雑なゲームゆえに、
処理を戻したり(戻せる範囲で、そしてもちろん他プレイヤーの了解をもらって)あるいは、
ルールミスが後から発覚したりする。(=ルール逸脱していた)
ゲームや遊びの枠を超えた、日常生活や社会を見渡すと、無意識的なルール逸脱は茶飯事といえるかもしれない。
「ああ、このカードの出し方と、この通信でわかってくれ!」という表情を瞬時に交換できないから
もちろん対面ではなく、オンラインでの『ザ・クルー』が大好きだという人もいる 純粋に協力トリテを楽しみたいのなら、オンラインの方がむしろ最適だと思う 黙談においてルール逸脱をどこまで許容するかは、その遊ぶメンバーに委ねられている。
例えば黙談では、ジェスチャーはできないし、合図も送れないとルールブックには記されている。
しかし、アイコンタクトや表情が出ることは禁止されない。
実際、ラジオで黙談を遊んでいただいたときも、公式にそう明示的に説明した
これはルールブックの行間や文脈を読め、などという話ではない
ルール rule はそこに記号として存在するが、規範 norm は毎回その場で社会的に構成される 何を合図と解釈するかは人それぞれ
黙談で遊んでいると、ルール逸脱がしばしば起こる
「あっ」と思わず声が出たり。
ぬうっと他のプレイヤーのスペースに手を伸ばして木製ピースを持っていったり。
そしてその方は、自身がそのような行動をとったことをまるで覚えていない
ということがテストプレイで実際にありました。
その後の感想戦で大爆笑になりました😂
自分の作ろうとしている形を、だんだんと他のプレイヤーのところに、ジリジリと寄せていったり。
どうにか相手と同じ形を作ろうと、ルールの範囲で何かできないか?と良かれと思って行われた行為と思われます。
これらルール逸脱を、「ルール違反だ!」といちいち咎めるべきだろうか?
そのメンバーで都度都度、なんとなく話し合って決めればいいと思う。
極端な話、ルールをすべて無視して新たな遊びを創造したって構わない
そしていい感じのラインで、オリジナルなルール逸脱をして楽しんでもらいたい。
なお、何もかものルール逸脱を、すぐに許容すべきだという話ではない
「『ルールを守ること』がとても大切な信念だ」という人がいらっしゃるだろう
一方で、「このくらいのルール逸脱はいいでしょ?」という人もいらっしゃるだろう
どちらかを正解だと即断することなく、ミッションを進むごとにどのくらいの逸脱具合がこのグループでは心地よいのかを探ってみる遊びも、パズルと一緒に楽しんでみて欲しいなと思う。