ジャックリーヌ・マティス・モニエ
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生没年:1931年〜2021年
出生地:
死没地:
凧を作品として制作するフランスのアーティスト。《IEIE》に関わったあと、水中凧を用いた《Sea Tails(海のしっぽ/物語)》(1983)や、凧とレーダーを用いた《Lines and Reflections(ラインとリフレクション)》(1987-1988)など、《IEIE》に含まれていた構想をヴァーチャルに展開するコラボレーション作品をチュードアとともに多く手がけた。《Tailing a Dream(夢の尾行)》(1985)、《9 Lines, Reflected(9つのライン、リフレクティッド)》(1986)、《Volatils with Sonic Reflections(飛行物と音響的リフレクション)》(1990)などの題名からもわかるように、これらのコラボレーションにおいては《IEIE》由来の「リフレクション」という概念がずっとテーマになっていた。父ピエール・マティスを通じてフランスの画家アンリ・マティスを祖父に、母親の再婚相手としてマルセル・デュシャンを継父に持つ。1959年から1968年まで、デュシャンの「Bôite-en-valise(移動式美術館)」制作に協力し、デュシャンのアーカイブを管理する。1980年代にはチュードアの私生活上でのパートナーともなり、晩年の活動を多方面から支えた。