戦略
https://www.fastgrow.jp/articles/fgc-dwango-kawakami
https://scrapbox.io/files/68217a1399ec34660511e6a1.png
奇襲の後に仕掛けるのは、企画の飽和攻撃です。とにかくマーケティングに関する企画を撃ちまくり、数で圧倒する。これが僕のパターン。
テレビCMなども含むプロモーションの量で勝負する企業は少なくないとは思うのですが、まずは企画の数で勝負します。資金を持っている会社は世の中にたくさんあり、資金勝負になってしまうと負ける可能性があるからです。お金が必要なプロモーションを仕掛けるのは、確実に勝てるようになったとき。
まずは、とにかく企画を量産するんです。他社が持っていないような専門の組織を作り、組織として企画を打ちまくる。そして、さまざまな企画によって競合に勝てる状況を作ってからがプロモーション勝負です。
僕は特定のフェーズにおいて、経営トップは取引先にも、そして社員にも会ってはならないと思っています。取引先とはどうしても会わなければならないこともあるかもしれませんが、社員には会わなくても事業は運営できるはずなんです。「人脈づくり」のために経営者仲間に会うことはもちろん、取引先とも、社員とも会わないことがリソースを確保するためには大切だと考えています
競争しないためには、誰も通っていない道を行く必要がある。そうすると、すべてが手探りになるわけです。
トップも含めて経験のないことを成し遂げるために重要になるのは、トップがすべて把握することです。しかし、トップがすべての作業を行うことはできませんよね。分業してメンバーそれぞれが手を動かすことになりますが、分担を決める際にトップがやってはならないのは「自分の苦手なこと」を誰かに任せることです。
自分は得意なことをやって、苦手なことを誰かに任せようとする経営者は少なくないと思いますが、新規事業の立ち上げにおいてこれはやってはいけません。なぜならば、コントロールできなくなってしまうから。
自分が得意なことは、誰かに任せてもコントロールできるんです。たとえば、マーケティングが得意な経営者なら、ちょっと数字を見れば問題が発生していることに気付き、指示を出せますよね。でも、マーケティングに関する深い知見を持っていない経営者だとそうはいきません。気付けば手遅れになっていることもあるでしょう。
経営者は自分も含めて「誰も分かっていないこと」にコミットすべきでしょう
そういった思考が結果的に生み出すのは、「誰かがすでにやったこと」の集積でしかありません。「誰もやらないことをやる」ためには、空気なんて読んではいけない。空気を読まず、本当に自分の頭で合理的に考え続けることが何よりも重要なんです。
そして、「専念する」についてのお話をした際に、とにかく時間を作ることが大事だと言いました。そして、「決裁しない」「人に会わない」といった時間をつくるための方法もお伝えしましたが、それらを実行しようとする経営者は少ない。
実況!ビジネス力養成講義 ファイナンス
戦略とはソートである です。ソートは、並べ替えのことです。Excelにもソート機能がありますね。言い方を変えると、優先順位付けです。
1分間マイケルポーター
戦略の本質はなにをやらないか
素晴らしい戦略は相手と自分の差を利用する
#経営