アブダクション
アブダクション本
驚くべき事実Cが観測される。しかももしHが真であれば、Cは当然の事柄である。よってHが真であると考えるべき理由がある。
C H>C 故に H
驚くべき事実のための説明仮説がいる。その仮説が成り立つとすれば不自然ではないっていう推論 自然の事象に対してなぜかを問いかけて、その疑問に答えるための推論を行い納得いく説明仮説を立てる
後件肯定の誤謬(ごびゅう):AならばBである、Bである。なのでAである 仮説の選び方:もっともらしさ、検証可能性、単純性、経済性。 帰納法を広げると、仮説になる。拡張的論理展開である。 帰納は観測データを説明するための推論。アブダクションは観察データを説明するための仮説を形成する推論。
アブダクションに必要なのは「目的意識を持っての、徹底的な事実の察知」である。最近の著書『直感の経営』で野中は、例えば富士フイルムを化学メーカーに大転換させた古森重隆氏などを引き合いに出しながら、「優れた経営者ほど現場の事実を大事にし、事実をありのままに徹底的に見よう