いま、なぜ空間は退屈か
近代体操というグループの本
大学生などが輪読を重ねながら、この本を創っていったと書いてあり憧れはあある
https://scrapbox.io/files/64c0c7863c2097001bf1a3a0.png
国家と資本によって征服された都市の残骸だけ。
マルク・オジェ 。場所というのは、アイデンティティを構築し、関係を結び、歴史をそなえるもの。場所(lieu)と非-場所(non-lieu)という概念を用いて、スーパーモダニティの世界を考察している。資本のフローのための空間及び資本主義世界資本主義世界が外部に排出するものが押し込まれる空間が非場所である 世界に一つの意味を与える必要を日々はっきりと強く感じている。
この世界に一つの意味を与えたいという欲求対応して、広告的コミュニケーションが溢れている。人類学の場といわれる場所は観光地化されるなどして、広告的なイメージで塗り替えられることで場所のアイデンティティは失われ、歴史の入り込む余地のないスペクタクルになってしまう。 非場所が全般化していく世界というのは端的に言って資本主義世界であり、その場所ごとに固有の言語ではなく、グローバルに通用する誰でも等しく用いることができるコミュニケーションでやりとりされる世界。それぞれの社会ないし固有のアイデンティティから解放され、多様な意味を許容しているようで、その実、資本主義的・広告的「コミュニケーション」のような画一的な意味が流通し、あらゆる意味が排除されている。 空間は抽象的なもので、資本の流れと繋がっている。場所は私たちがそこに固有の意味を与えていく。
軽薄な消費者(=資本主義)をどのように公共性に結びつけるのか。新しい公共性の試みには軽薄な消費者が広告的イメージにとどまることなく、想像力をはたらかすように誘う装置ー文学や演劇ーが必
空港や大型スーパー、流通倉庫
バックヤードの問題。ショッピングモールとバックヤードの関係を東京と地方のアナロ ジーに捉えられる。中央と周辺のトートロジー
グローバリゼーション下における現代都市の流動的な在り方は、場所ならぬ非場所として補足される
インフラグラム。インフラグラム化とはあらゆる人間をスムーズにデータベースと紐づけ、識別し、管理するための技術のこと ボードリヤールにおいて写真家とは、ものに引き寄せられて、誘惑に駆られて、我慢できずに写真をとってしまう弱い主体なのである。写真とは瞬間的に立ち現れた出来事の痕跡。主体と世界の遭遇の痕跡である。 エドワードレルフ。場所の現象学では、資本による空間の均質化を没場所性とよん でいる
都市と流行歌曲は関係性がある。シティポップは夜の音楽
現代の流行歌曲においては夜がマスとして前景化している
旅は私にとって同一空間における同一事物の移動となる
世間を疎みながら最先端であること。焦りながら時間をかけること。それが思想や哲学と呼ばれるものに必要なリズムなのではないか。
時間をかけてください、しかし、急いでそうしてください。何があなた方を待ち受けているのか、あなた方は知らないのですから。(デリダ)
批評はインスタントに消費されるものでなければならず、そして同時に読み継がれるものでなければならない