海外スマホ
対応バンドの確認
iPhone は最強。何も考えなくていい
必須バンド
B1, B3
できればほしい
B7 (ヨーロッパ、ロシア、オーストラリア、フィリピン、マレーシア、カナダ)
B8 (日本:ソフトバンク、韓国、台湾、インドネシア)
B19 (日本:ドコモ)
B40 (中国、香港、オーストラリア、インドネシア)
目的に応じて
B38, B39, B41 (中国、インド)
B2, B4, B12, B13, B17 (北米)
B5 (インド、北米)
B20 (ヨーロッパ、ロシア)
B28 (台湾、オーストラリア)
TD-SCDMA 34, 39 (中国移動を使うとき: CMHKや StarHub のローミングを含む)
DSDS
DSDS = Dual SIM Dual Standby
4G+4G, 4G+3G の DSDS ができる機種が良い
日本やシンガポールなど 2G が停波しているエリアで同時待ち受けができるから
ローミングでも SMS の受信は無料なので、 SMS 認証ができるように普段使いの SIM は待ち受けできたほうが使い勝手が良い
キャリア版/日本版SIMフリー/グローバル版/中国大陸版
キャリア版
キャリアで販売されているもの (ドコモ / au / ソフトバンク)
販売キャリアでの通信品質がよい
対応バンド
LTE-Advanced
キャリアアグリゲーション, 256QAM, MIMO など
SIM フリー版で対応していても、キャリアがホワイトリストに追加してないと有効にならないケースがある
そもそも SIM フリー版では、これらの機能に対応しているかもよくわからない
VoLTE (4G 通話)
音質がよい、速く繋がる、ネットしながら電話できる (重要)
SIM フリー版で対応してても、これもキャリアがホワイトリストに追加しないと有効にならない
おサイフケータイが使える
一般に海外や他キャリアで利用することは考慮してない
自社周波数帯 + Band 3 ぐらいしか使えない
ヨーロッパ、アメリカでは辛い
キャリア版のデュアルSIM機は存在しない
日本版SIMフリー
技適が通っている
SIM ロックがかかってない
キャリア版ほどではないが、特定のキャリアで使うことを想定したチューニングがなされている
大抵ドコモ向け。ドコモでキャリアアグリゲーションが一部有効になったりする
VoLTE は使えたり使えなかったり
au の MVNO で使うことを想定した機種では、IOT を通して au VoLTE が使えるようにしている
ドコモの VoLTE が使える機種は少ない
Moto G5 Plus, VAIO Phone A, Oppo R11s, arrows シリーズ, AQUOS シリーズ
周波数帯への対応もまちまち
4万円以下の「低価格機」は、日本国外での利用はほとんど考慮されてない
たまに低価格機でも周波数対応がよいものもあるが、後継機でバサッと切られたりする
グローバル版
技適が通ってない
SIM ロックがかかってない
特定のキャリアで使うことを想定したチューニングはなされてない
VoLTE はまず無理
なぜか Xiaomi / LeEco 機種では使えることがあるらしい
高い機種は周波数対応がよいのは、国内版SIMフリーと同じ傾向
日本国内での修理は厳しい。転んでも泣かない人向け。
中国大陸版
グローバル版に加え、Google Play が入ってないという大きな違いがある
Google Play を入れる方法は存在するが、それを自分で調べられる人向け
しかも入れられたところで、細かい動作に問題が生じることも。
グローバル版に ROM を書き換える方法も存在することがあるが、それも自己責任
とにかくいろいろ自己責任
おすすめ
SIM フリー iPhone は最強だぞ
国内版 SIM フリーでチョイスするなら
グローバル版を選択肢に入れるなら
SAMSUNG Galaxy S9 (12万円くらい, Antutu 246,861pt)
HUAWEI P20 Pro (10万円ぐらい, Antutu 209,837pt)
OnePlus 5T (6万円ぐらい, Antutu 173,730pt)
SAMSUNG Galaxy A8 (2018) (5万円くらい, Antutu 79,619pt)
Xiaomi Mi MIX 2S (6万円ぐらい, Antutu 273,741pt)
SIM2枚ざしが不要なら
Essential Phone PH-1 (5万円ぐらい, Antutu 180,490pt)
ドコモの契約があるなら Galaxy S8 SC-02J が端末購入サポートで機種変更 2.5万ぐらい (ただし100日間SIMロック解除できない)
WiFI ルーター (技適あり)
機種別データ
Apple
iPhone
iPhone SE / iPhone 6s 以降、推奨バンドは全部 OK
iPhone X の場合: B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, (B9), B11, B12, B13, B17, B18, B19, B20, B21, B25, B26, B28, B29, B30, B34, B38, B39, B40, B41, B42, B66
iPad
iPad Air / iPad mini 4 以降、推奨バンドは全部 OK
HUAWEI
国内取扱の DSDS + 中国周波数帯 OK はこのへん
バンド: B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B9, B12, B17, B19, B20, B25, B26, B28, B29, B38, B39, B40, B41
推奨バンドは全部OK
DSDS: 4G+3G に対応
バンド: B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B9, B12, B17, B19, B20, B26, B28, B32, B34, B38, B39, B40, B41
推奨バンドは全部OK
DSDS: 4G+4G に対応
P9 は 35,000 円程度で対応周波数帯はそれなりだが、DSDS に対応してない。 国内版で lite とつくのはイマイチ
バンド: B1, B3, B7, B8, B18, B19, B26, B41
中国、北米では使いにくい (中国: 中国聯通であれば OK)
DSDS 不可 (4G+2G のみ OK)
バンド: B1, B3, B5, B7, B8, B19, B20
中国、北米では使いにくい (中国: 中国聯通であれば OK)
DSDS 不可 (そもそも SIM スロットが1つ)
Mate 10 lite, honor 9 も似た感じ
中国では中国聯通を使用し、DSDS を諦めれば・・・という感じ
中国版
honor シリーズは DSDS (4G+3G or 4G+4G) ができるが、ヨーロッパが辛い感じ
honor 9 STF-AL00: B1, B3, B5, B8, B38, B39, B40, B41
honor V10 BKL-AL20: B1, B3, B5, B8, B34, B38, B39, B40, B41
Mate 10 / P20 シリーズになってくると、海外でも不安がない感じに
Mate 10 ALP-AL00
B1, B2, B3, B4, B5, B6, B7, B8, B9, B12, B17, B18, B19, B20, B26, B38, B39, B40, B41
DSDS (4G+4G)
P20 (調査中)
B1, B2, B3, B4, B5, B6, B7, B8, B9, B12, B17, B19, B20, B26, B32, B34, B38, B39, B40, B41
DSDS (4G+4G)
ただし周波数帯の情報がふわっとしていて、よくわからない (サイトによって書いてあることが違う)
香港版
Mate 10 lite など "lite" がつくとやはりショボい
Mate 10 lite RNE-L21: B1, B3, B5, B7, B8, B28, B38, B40, B41
こちらも Mate 10 / P20 シリーズになってくると、海外でも不安がない感じに
Mate 10 ALP-L29 (62,500円 - EXPANSYS)
B1, B2, B3, B4, B5, B6, B7, B8, B9, B12, B17, B18, B19, B20, B26, B28, B34, B38, B39, B40
DSDS (4G+4G)
P20 EML-L29 (77,050円 - EXPANSYS)
B1, B2, B3, B4, B5, B6, B7, B8, B9, B12, B17, B18, B19, B20, B26, B28, B32, B34, B38, B39, B40
DSDS (4G+4G)
ただし香港版では TD-SCDMA, B41 対応が削られている (=中国移動では使いにくい)
Samsung
国内版の SIM フリーは存在しない (すべてキャリア扱い)
Galaxy S8+ SM-G9550 (85.000円 - EXPANSYS)
B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B17, B18, B19, B20, B25, B26, B28, B38, B39, B40, B41
DSDS (4G+4G)
シンガポール版も周波数帯は同一だが、TD-SCDMA 対応が削られている
Galaxy A8 (2018) SM-A530F/DS (46,635円 - EXPANSYS)
B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B17, B18, B19, B20, B26, B28, B38, B40, B41, B66
DSDS (4G+4G?)
TD-SCDMA, B39 対応がない
ASUS
国内版
B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B17, B18, B19, B26, B28, B38, B41
悪くないけど、中国での利用は考慮されてない (中国聯通でOK)
DSDS (4G+3G)
B1, B3, B5, B7, B8, B18, B19, B26, B28
微妙になってしまった
DSDS (4G+3G)
B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B18, B19, B28, B38, B39, B40, B41
これも悪くない (少し北米が辛くなった)
DSDS (4G+3G)
Motorola
国内版
B1, B3, B5, B7, B8, B18, B19, B20, B26, B28, B38, B40, B41
そこそこ
DSDS (4G+3G)
Xiaomi
中国大陸版
小米MIX2S 尊享版
B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B17, B18, B19, B20, B25, B26, B27, B28, B29, B30, B34, B38, B39, B40, B41
DSDS (4G+4G)
小米MIX2S 标准版
B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B17, B20, B34, B38, B39, B40, B41
ちょっと惜しい
DSDS (4G+4G)
その他 (Mi Note, RedMi など)
B1, B3, B5, B7, B8, B34, B38, B39, B40, B41
ヨーロッパが辛い感じ
DSDS (4G+4G または 4G+3G)
どの機種も TD-SCDMA, CDMA1X など中国キャリア対応は完璧
他の国のバージョンも、基本的には中国大陸版と同じ。例外は以下の通り
海外版 Mi Note2 は "Global Edition" が選べる
B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B17, B18, B19, B20, B25, B26, B28, B29, B30, B38, B39, B40, B41
DSDS
A1 (Android One) は中国でも使いにくい
B1, B3, B4, B5, B7, B8, B20, B38, B40
TD-SCDMA, CDMA1X 非対応
DSDS なし
Oppo
日本国内版
B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B18, B19, B20, B26, B28, B38, B39, B40, B41
北米一部キャリアで使いにくいが、概ね全世界で大丈夫
DSDS (4G+3G)
国内キャリアの IOT (接続試験) をパスしているので、国内 3 キャリアの VoLTE が使える
中国大陸版
R15, A79 などハイエンド機種でも微妙
B1, B2, B3, B4, B5, B8, B34, B38, B39, B40, B41
DSDS (4G+3G)
A57, A1 などローエンドになると、さらに減る
B1, B3, B5, B8, B34, B38, B39, B40, B41
DSDS (4G+3G)
グローバル版
R11s: B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B20, B28, B38, B39, B40, B41
悪くないけど、日本国内版のほうがよいと思うレベル
DSDS (4G+3G)
F7: B1, B3, B5, B7, B8, B20, B28, B38, B39, B40, B41 というコンフィグがあるっぽい
どの国だかわからない
その他のモデルは B1, B3, B5, B8 みたいな感じになってしまうので厳しい
OnePlus
大陸版 5T (2999RMB) / グローバル版 5T ($499)
B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B17, B18, B19, B20, B25, B26, B28, B29, B30, B34, B38, B39, B40, B41, B66
DSDS (4G+3G)
TD-SCDMA, CDMA1X 対応
大陸版、グローバル版どちらも周波数帯を完璧にサポートしている
Essential Phone
B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B11, B12, B13, B17, B20, B21, B25, B26, B28, B30, B38, B39, B40, B41, B42, B43, B66
技適通ってる
ただしシングルSIM (とても惜しい)
その他
Meizu Pro 7
大陸版: B1, B3, B7, B38, B39, B40, B41 - 微妙。
グローバル版: B1, B3, B5, B7, B20, B38, B39, B40, B41 - うーん微妙。
Smartisan
坚果3 (大陸版): B1, B3, B5, B7, B8, B34, B38, B39, B40, B41 - 微妙 B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B9, B12, B17, B18, B19, B20, B26, B28, B38, B39, B40, B41
悪くない。けど Snapdragon 821 (2016年のチップセット)
DSDS (4G+3G)
Vivo
X21 (大陸版): B1, B2, B3, B4, B5, B8, B38, B39, B40, B41 - 微妙
V9 (グローバル版): B1, B3, B5, B7, B8, B38, B40, B41 - 微妙
WiFI ルーター
技適あり
B1, B2, B3. B4, B5, B7, B8, B9, B17, B19, B20, B38, B39, B40, B41
問題ないレベル
eSIM 対応だけど、ふつうの SIM も刺せる
2スロットあるけど DSDS ではない
技適あり
B1, B3, B7, B38, B39, B40, B41
アメリカでは辛いが、中国とヨーロッパ中心ならよい選択
TD-SCDMA にも対応
海外スマホ