クーリエ

《ＳＦマガジン》２０２０年８月号掲載・短篇

概要

劉慈欣の初期作品。

おすすめポイント

レトロで懐かしい趣のある一作。

この作品は２００１年に発表されたのですが、日本のＳＦファンの感覚からすると非常にレトロな印象なんですよね。

劉慈欣の作品にはこのレトロ感というか、古いタイプのＳＦだな、という感覚があるのですが、普段ＳＦをあまり読まない方にとってはこれがむしろＳＦらしいＳＦと受け止められるのかなと思いました。

私は古いタイプのＳＦが大好きなので、この「クーリエ」もすごく楽しく読みました。

近年の先鋭化したＳＦはあまり得意でないという方にも安心しておすすめできる作品です。

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