第14回写真『ひとつぼ展』グランプリ受賞者個展 松本典子「はてナシ」
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第14回写真『ひとつぼ展』グランプリ受賞者個展
松本典子「はてナシ」
会期:2000.9.25 月 - 10.5 木
時間:12:00p.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料
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1999年8月から10月にかけて開催された第14回『ひとつぼ展』(公募展)において、写真部門でグランプリを受賞し、一年の制作期間を経て今回の個展開催にいたりました。
松本典子は、『ひとつぼ展』に3回目の入選でようやくグランプリを獲得しました。「はてナシ」という不思議で切ない言葉のイメージは、クローズアップの構図、鮮やかな色彩感覚で大胆に再現されます。
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1970 東京生まれ。 1994 和光大学人文学部芸術学科卒業。 1998 インターメディウム研究所「大学院」講座写真コース修了。 個展: 2000 「はてナシ」ガーディアン・ガーデン 2...
展示内容
「果て無し」という言葉がふいに飛び込んで来て、(人に果てあり 能に果て無し)ぐるぐると耳の後ろ辺りで廻り始めました。布団の中で、果てと果て無しの間を思うと、真っ暗な空に落ちて行くような、信じていた足元がなくなるような、怖い気持ちになりました。(「やまなし」という童話の 小さな声も重なりました。)それでも、玄関を出て、けものみちを歩いて、ふと「はてナシ~」と呟くと、妙に甘い風、苦いくらいに甘い風が吹いたりします。一瞬だけの手掛かりです。 本当かどうかなんてもうわからないけれど、並べて繋げて、終わらない手札を作ってゆくのです。せめて明日が途切れないために。
松本典子
審査員
青葉益輝(アートディレクター)
浅葉克己(アートディレクター)
飯沢耕太郎(写真評論家)
石内都(写真家)
佐藤時啓(写真家)
平木収(写真評論家)
大迫修三(クリエイションギャラリーG8)
※五十音順、敬称略
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