岡﨑ひなた 写真家|インタビュー
2023.6.16 金
第25回写真「1_WALL」グランプリを受賞した岡﨑ひなたさん。
本インタビューでは、現在の制作スタイルのきっかけとなった過去のエピソードや、今回の展覧会と作品について、岡﨑さんが今興味を持っていることなど伺いました。
● 過去の経験について
Q1.幼少期はどのような子でしたか?好きだったことは何ですか?
岡﨑:幼少期は外で遊ぶのが好きでした。お父さんと魚釣りに行ったり、虫取りに行ったり。あとは栽培みたいなことをしてみたり。桜の木を買ってきて、菌のようなものをどっかから買ってきて、それをドドドドって。放置してたら椎茸ができてくる(笑)楽しくて覚えてます!
スタッフ:小さい頃から本当に自然に囲まれていたんですね。
岡﨑:そうですね〜
Q2.写真との出会いは?(興味を持ったのはいつ頃?)
岡﨑:ちゃんと興味を持ったのは中学校3年生だったと思います。
スタッフ:お父さんのカメラを使ってですよね。何を撮ったんですか?
岡﨑:身近にある植物とか、飼っていた犬とか。その時はそんなにハマらなかったんですけど、その後、高校1年生になって写真部に入ってから興味が出てきました。
スタッフ:そんなにハマらなかったのに、なんで写真部入ったんですか?
岡﨑:お父さんのカメラがあって、そのお父さんが写真部を勧めてきてくれたのと、母校である和歌山県立神島高等学校の写真部が有名って新聞で見て知っていたこともあって。
スタッフ:せっかくだし写真部入ろうかな、くらいの感じだった?
岡﨑:中学生のときテニス部だったんですけど、写真部なら身長低いことがハンデにならないしいいなって。
スタッフ:写真なら身体能力関係ないしね。でも、ちょっと話を聞いた感じだと写真部も体育会系のような感じかなと思いました。
岡﨑:そうですね、もう毎日外を歩いて回って撮っていたので、野球部みたいに写真部もみんな真っ黒でした。(笑)
スタッフ:文化部と思いきや!(笑)毎回みんなで外にでて、撮りに行って、というイメージですか?チームとかあるんですか?
岡﨑:みんな個々で写真を撮りに行っていました。一緒に撮りに行ったら、相手が写ったりとかするのでちょっと避けていましたね。
Q3.その当時に見た作品、写真集で今も印象に残っているものは?
岡﨑:川内倫子さんの『AILA(アイーラ)』!
高校の部活で写真集が置いているところにあって、そこで見ました。これが一番好きです。
スタッフ:なぜこれが印象に残ったんですか?
岡﨑:これです。(ページを見せながら)「生き物たちが生まれてくる瞬間の神秘、生きている尊さ、自然界のいのちのざわめき、躍動、歓び、美しさ、そしてはかなさ。川内倫子が切り取った写真は、私たちを生と死の境界線にいざなってくれます。」これが、写真に出ていた。びっくりしました。
※AILA(アイーラ) 出版社説明文より一部抜粋して読み上げ
スタッフ:なるほど。この頃からこういったテーマに興味があったのですね。
岡﨑:自然とそういうふうになってました。
Q4.学生時代はどのように制作に取り組んでいましたか?(どのような写真を撮っていましたか?)
岡﨑:写真部では放課後集合して、撮りにいきたい人は撮りに行って、人によっては作品を印刷したり、コンテストに出すために、タイトルを考えたり、というのが部室で行われてましたね。合宿とかもありました!
スタッフ:写真部の合宿はどこに行くんですか?
岡﨑:大阪のどこか……どこか忘れました(笑)あと、学校の体育館近くに泊まることができる場所があって、夏休み中一泊二日で撮ってきたものを6、8枚組にして、次の日、発表する場がありました。
スタッフ:写真を見てもらう、発表する場は多いんですね。その時から、この作品はこんなテーマで撮りました。みたいなテーマの話をしたりするんですか?
岡﨑:やるんですけど、大体へなちょこでした(笑)
Q5.学生時代に影響を受けたもの(写真家)は?
岡﨑:川内倫子さん以外だと、公文健太郎さんっていう写真甲子園の審査員の方がいるんですけど。その方の写真が好きで、ちょっとその雰囲気が似ているかもしれません。めっちゃいい。めっちゃ好きです。
スタッフ:なるほど、岡﨑さんがお好きなのがなんとなくわかる気がします。とてもかっこいいですね!
岡﨑:はい、高校時代は特にこのお2人が好きでした。
Q6.なぜ作家になろうと思いましたか?時期やきっかけは?
岡﨑:自分が幼少期の頃、外で遊ぶのが好きってお話したじゃないですか。周りの友達は割とゲームしたり、アイドルにハマっている人がいたり。そういう選択肢はいっぱいあったんですけど。そんな中で高校の写真部に入ったら、自分にとっては遊ぶ感覚?で、すごい楽しくて!
スタッフ:子供の頃外で遊んでた感覚と近いのかも?
岡﨑:そうです!外に出て何か発見して。写真を撮って。
スタッフ:今回の作品をまとめる中でも、小さな発見が沢山あるって言っていましたね。楽しい!となってから、すぐ作家になりたいな、と思ったんですか?
岡﨑:作家になろうと思ったのは、高校2年生とか3年生ぐらいの時かな?写真家になりたいな、と思って。写真家がかっこいい!って思ったのもあるけど、自分は写真以外できないから。(笑)
スタッフ:かっこいい!
岡﨑:勉強もなーんもできひんから。(笑)
スタッフ:いやいやいや。でもその振り切り方が最高ですね。ちなみに、写真家がかっこいいな。と思ったのはなぜですか?
岡﨑:写真家以外にも、カメラマンとか。なんやろう。制作している人は知識があるし、物の見方とか、捉え方とか、何かに対して真剣に向き合っていて。そういうところが、かっこいい大人やなと思って。自分もそうなりたいなって。
スタッフ:写真家やカメラマンのような人たちに出会う機会が多かったのは、やっぱり写真部にいたのが大きいのかもしれないですね。
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● 「1_WALL」ついて
Q7.なぜ「1_WALL」に応募しましたか?
岡﨑:高校生時代から「1_WALL」は知ってたんです。でも、応募するまでの作品はできてなかったし、ただ知っていた。というぐらいで。いつか応募できたらいいなとは思ってたんですけど。
そしたら専門学校2年生ぐらいだったかな。「1_WALL」が最後って!高校時代から知ってたから、最後なん?!って、びっくりして。
その時には一応作品ができていた。でも、現代アート的なものが最近選ばれているイメージが何となくあって。正直あまり自信はなかったんですけど、最後やし出そうって。
スタッフ:そうだったんですね。最後のタイミングで岡﨑さんに挑戦していただけてよかったです!
Q8.「1_WALL」を通して得たものや、変わったことなどありましたか?
岡﨑:これまでも写真を撮って作品を作るまでは、結構していたんですけど、そこからの作業ですね。何やろ。印刷とか、展示レイアウトとか、そういう部分。テキスト考えるとか、デザイナーさんに伝えるとか、その辺はしたことがなかったんで、すごく良い経験になりました。あと、在廊している間に来場者の方の話を聞いたり。あと、公開最終審査会で他の作家のプレゼンテーションを聞いて、みんな賢いなと思って。もっと勉強せなあかんなって!(笑)
スタッフ:確かに。プレゼンがあるので言語化しなきゃいけなかったりしますよね。
岡﨑:自分、審査会のとき結構戸惑ってたじゃないですか。その後、しょんぼりして椅子に座ってたら、横が昝家祺さんだったんですけど、頑張ったねって。嬉しかった。
スタッフ:それは素敵なエピソード。また皆さんに会いたいですね。
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● 作品について
Q9.今回のシリーズに至るまでの、これまでの作品について教えてください。
スタッフ:今のシリーズ以外に、別シリーズで作品を撮っていないですか?
岡﨑:そうですね。今後もこのシリーズは撮っていきたいなと。自分の地元から出たことによって、気付くことがあったと話していたと思うんですけど、それと同じように、どこか違う地域、海外に行っても、また違う発見があるんじゃないかなって。
スタッフ:この作品の続きも、そして同テーマの他地域の作品も、とても楽しみです!
Q10.制作プロセス、手法について教えてください。
スタッフ:撮影に行くときは、どの村に行くか目星つけていますか?
岡﨑:割と適当ですね。なんとなく歩いて、村じゃなくても何か集落的なところに行ったりとか。
スタッフ:カメラは、Canon EOS Kiss X9でしたよね。プリントはご自身で学校のプリンター使ってですよね。今回の印画紙にはどうやって辿り着いたんですか?
岡﨑:ハーネミューレを使ってるんですけど、何種類かあるパックを買って、使って試してみて、今のフォトラグサテンが一番いいなって。黒の乗りがよくて気に入ってます。
Q11.素材を選択する際の基準や素材と作品の構想、イメージの関係性について。
スタッフ:「1_WALL」の時は額は使わない展示でしたが、今回は黒い額を使いましたよね。
岡﨑:額に入れようかとも思ったんですが、「1_WALL」は壁一面だったので、まばらにしてみようって思って。そこから地図みたいに、高低差つけたりいろいろ考えてみても面白いなって。壁一面で額に入れると、一つの塊みたいにならないなと思った。自分としては割とお気に入りです。
Q12.作品のサイズにはどのような考え方がありますか?
岡﨑:作品に大小をつけているのは、自分の中の、その時の出来事や印象の違いをつけていて。大きい作品、A0サイズとかあるのは、自分の中での印象がデカいというのは確かにある。けど、小さいもの、小さい発見であっても、自分の中では割と存在は大きかったり。大小はつけているけど、全部大切です。
スタッフ:大きなサイズは見応えがありますね。データでは見えなかったものも見えた気がします。
Q13.制作上、課題だと考えていることはありますか?
岡﨑:撮影自体は5年ほどしてきたんですけど、それ以外の写真を繋ぐための言葉や、展示レイアウト、プレゼンテーションが苦手なところです。そしてまだ20歳なので人生経験が少ないとも思っていて。だから最近はしたいこと、したことがないこと、もの、に触れることに挑戦してみたりしています!ゆくゆくは日本中、そして海外を旅したいと考えています!
スタッフ:1年ほど見ていて思ったんですが、岡﨑さんって何かをはじめる時の足取りが軽いというか、すごく積極的な一面がありますよね。実を言うと、最初はちょっと人見知りだったりするかな?と、一瞬思ったんですけど、在廊している岡﨑さんや、打ち合わせしている時の岡﨑さんと話していて、あれ、そんなことないじゃないか!と思って(笑)
岡﨑:そうなんです(笑)割と人見知りではあるんですけど、何か新しいことに挑戦する意欲と行動力は結構ある方だとは思います。
Q14.あなたにとっての写真とは?
岡﨑:急に難しい!(笑)みんなでどうやって答えるんですか、こんなん!(笑)
スタッフ:難しいですよね、このモチベーションはどこからくるんだろう?
岡﨑:そうですね。モチベーションはもう……楽しい!写真していると、被写体の方とも繋がったりして、自分もどんどん成長していくしみたいな。それが一番。人と繋がることができるし、自分も写真と一緒に成長するっていう。
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● 今回の展示について
Q15.展覧会タイトルについて教えてください。
岡﨑:「空蝉ミ種子万里ヲ見タ。」……もうめっちゃ言いましたね。(笑)
空蝉っていうのは、大和言葉で、セミの抜け殻を見て、虚しいとか、儚いとか思う様で、その日本人のわびさびの精神だと思います。趣旨は、始まりと終わりの意味があって、花が咲いて、そこから種が落ち、そのサイクルみたいなのを、ここに生きている人たちにも感じていて。
空蝉っていうのは、意味としては、今生きている人の魂とかそういう意味で。その魂が、万里、はるか遠くの方の未来とか過去とかを見るっていうタイトルです。
Q16.本展への出品作について教えてください。
岡﨑:今回の出展作品「空蝉ミ種子万里ヲ見タ。」は、地元である和歌山県の過疎地域にフォーカスをあてて制作しました。
都会に行き、変わり続ける都市を見て、そこで、その都市もはるか昔は私の故郷と同じで、ビルもない、平家だったのではないかと考えて、故郷を思いだしたんです。
私の故郷は昔から続く信仰や文化、生活を守っていきたいと思っているけれど、今の時代を踏まえ、形を変えなければ生きていけないし、若者は都市へ行き、高齢者ばかりになる。
そうなると村自体も消えてしまう。畑で採れたものを物々交換するだけでなく、資本にも変換していく。そこに大切なものが、少しずつ変容し姿を変えつつあると思い、私達が大切にしている日本古来の文化信仰などを後世に残そうと思いました。
Q17.本展で試してみたことや、今後取り組んでみたいことは?
岡﨑:展示プランを考えることがそもそも初めてでした。だから、広くて何もない空間で自分の作品を展示するってなると、すごい難しかったです。
スタッフ:そうですね。ファイナリスト展は5名の作家さんに一つの壁でしたが、1人で使うとなるとなかなか広く感じますよね。
岡﨑:悩みましたよね(笑)何か他にも置いてみようか、とかいろいろ考えてみたり。あとA0サイズで印刷するのも初めてでした。これまではA1が一番大きかった。
スタッフ:どうですか?A0で印刷してみて!
岡﨑:めっちゃいい!初めて見た時「はぁ!」って。すごく嬉しかった。
スタッフ:今後こんなこともやってみたい!ということは、何かありました?設営やってみて、展示をもっとやってみたいな、とか。
岡﨑:もっと自分の言葉を言語化できるようになれば、自分のしたいようにインスタレーションもやってみたいな。額なしでも毎回展示したいなと思うし、吊るしてみても面白いかも。
鹿がバラバラになった作品が表で、裏に炎の作品があるような。正面で作品を見て、後ろを見たら炎が見えると。面白そう。あと自分の作品は、白い壁じゃなくてもいけそうな気がしています。
スタッフ:ふくらみますね。私が岡﨑さん素敵だな〜、と思ったのは、誰かに違う意見を言われたときに、これも一つの意見として受け取って、そういうこともあるんだな。という具合で吸収できるところが魅力だと思います。
岡﨑:そうですね。まあ、もうやっちゃったし、何もできへんし。そういう意味でも、もらった意見は振り返りつつ、何か展示の機会があれば活かしたいなって思います。
Q18.今回、大事にしたいことは?
岡﨑:基本的には自由に見てもらいたいなとは思いましたけど、来場者の方に、流れるように見てほしいなと思っていて。入って左側の壁から順に、円のように組みました。
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● 今後のビジョンについて
Q19.今後挑戦してみたいことはありますか?
岡﨑:日本の別の地域や、信仰、文化に触れてみたいのと、海外の神様についても触れてみたいと思っています。あと、映像もちょっと撮ってみたいなと思っている。
スタッフ:世界の神様を見てみるのは、岡﨑さんがそれをどう見るのか、とても面白そう!
岡﨑:チベットだったかな。あの、鳥……自分が死んだら、死体を鳥に食べてもらう……
スタッフ:鳥葬ですか?
岡﨑:それ!すごいなと思って。見てみたいなと思いました。自分たちはこれまで普通に鳥を食べてきていて、それを自分が死んだら鳥に食べてもらうなんて……すごいなって。
循環ですね。縁起、木原さんの作品ですね(笑)
Q20.今後のビジョンを教えてください。
岡﨑:ユージン・スミスさんの作品も好きなんです。水俣病のこととか、戦争や世界の過ちとか、自分はその時代に生まれていなかったけど、写真集を見て、世界で起きていたことの悲惨さを知って。
その人がその場にいなくても、写真集を通して知ることができる。知っている人がいる。というのがとても凄いことだなと思って。
だから、自分も後世に伝えられるような写真を撮れたらいいなとも思ってるし、その写真を写真集として形に残して、また後世に残せたらいいなと思ってます。
スタッフ:この後聞こうと思っていた質問、今後のシリーズの展開の構想は?の答えですね。
この作品が写真集になったらどうなるのか。楽しみです。
Q21.最後に一言
岡﨑:在廊していて、作品を見てくれた人からもらったコメントで嬉しい言葉があって。岡﨑さんは写真を信じているみたい。って言ってくれて。なんかすごい嬉しいなって。
スタッフ:在廊していると色々な人の言葉を聞く機会にもなりますよね。
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● 岡﨑さんについて聞いてみた
Q22.活動が気になる作家はいますか?
岡﨑:活動が気になる作家、好きな作家さんとかですかね?
スタッフ:そうですね、この人のこの作品が気になる!とか何でも。
岡﨑:金田剛さん。「M」っていう作品も好きです。密かに今後の作品とか楽しみにしています。
Q23.1週間の生活はどのようにしていいますか?
岡﨑:今は夜間学校に行ってるんですけど、結局昼間も学校に行ってますね。(笑)
スタッフ:凄い。じゃあ、ずっと学校いるんですか?
岡﨑:そうですね、学校にいることが多いです。学校に行くと写真集も見られるんで。
Q24.趣味や今の興味は?何に関心を持っていますか?
岡﨑:結構、全部中途半端なんですけど、ワンピースも見ます。全然追いついてないですけど。
漫画はそれくらいで、他も最後まで見終わってるものがないかも。ジブリは小さい頃に見ました。「もののけ姫」とか…「魔女の宅急便」とか!
スタッフ:私も「魔女の宅急便」だけDVD持ってます(笑)
岡﨑:あと、ドラマとかテレビはあんまり見ないんですよね。今家にテレビないんですよ。Netflixとかはたまに見ます。
あと、食べ物なんですけど、最近好きな食べ物は、ホルモンで!大阪に「かすうどん」ってあるんですけど、めっちゃ美味しくて!
スタッフ:美味しいですよね!ホルモンもお好きなんですね!
岡﨑:そもそもホルモンが好きで、大阪に行って食べに行ったときに「かすうどん」を紹介してもらって。なんじゃこれは!と。(笑)
スタッフ:そんなに(笑)打ち上げする時はホルモンを食べにいきましょう!
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2002年生まれ。
日本写真映像専門学校
写真コミュニケーション学科写真表現コース卒業
写真塾アトリエリッケンバッカー所属
2019年 第26回全国高等学校写真選手権大会 優勝
2021年 2022年「T3 Student Project」ファイナリスト
2022年 Les Rencontres d’Arles アルル国際写真祭
同時開催イベントARTAOTA ARLES 個展
2022年 第25回写真「1_WALL」グランプリ
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