魚群探知方式
発見の手法としての目次案
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(★は、そこにある文章が未完成であることを示す)
目次案は、構成を相手に伝えるという役割の他に、書き手としても役立つ。
(前略)文章書きの個人的道具としても役立つ。たとえば見落とした材料はないか、あるとしたらそれはどのあたりにありそうか、と探してゆく上での道しるべとして役立つ
こうして目次案を書き、そこに肉付けしていく。最終的にこの通りに完成稿が仕上がるということは少なく、むしろ項目の結合や分割、再配置などは頻繁に発生する。
少なくとも、この「目次案を膨らませていく」という書き方は、原稿用紙では難しい。タイプライターでも難しい。ワープロ以降の執筆スタイルと言えるだろう。