ミケーネ文明
ギリシャで前16世紀ごろにギリシャ人によって築かれた古代文明.
クレタ文明やオリエントの影響を受けている.
ミケーネ,ティリンス,ピュロスなどの城塞王宮と小王国を建てた.
クレタ文明に比べて軍事への関心が高く,前15世紀にはクレタ島に侵入するようになっていた.
小アジアのトロイアまで勢力は及んだ.
粘土板に残された線文字B文書の解読により,小王国は王が専制的権力によって役人組織を通して農民から農産物や家畜,武器など手工業製品を貢納として取り立て,王宮の職人や奴隷を養っていたことが明らかにされた.
これを貢納王政と呼ぶ.
前1200年ごろに滅亡した.
貢納による支配の限界や,気候変動,外部勢力の侵入などが要因として考えられているが,詳細は明らかになっていない.
ミケーネ文明の滅亡後,ギリシャは暗黒時代に突入する.