美的発達段階
絵 / イラスト、ひいては美術作品を、見る側が、どの程度踏み込んで鑑賞するかを5段階で表したもの
美的発達段階の詳細
ニューヨーク近代美術館(MoMA)のスタッフが、「我々は、美術はすばらしいと一方的に押し付けているのではないか」と考えたことから調査が始まった
ソースはMoMAの来館者10年分
調査の結果、85%の人が「表面」を見ていたという
MoMAに足を運んだ人のほとんどが、「表面を見て、好みのものを褒めていた」ということ
「見る側」の話である
身近なのは、SNSのフォロワーなど
描く側も「他人の絵を見ているとき」は見る側であり、描く側だから都合よく残りの15%というわけではない
他人の絵を、かっこいい、かわいい、で右クリックから保存しているとき、それは85%の側である
わかること
いわゆる神絵師は、この85%の心をつかむことに長けている人である
絵描きとして残りの15%を待ち受けたいなら、3段階目以降の鑑賞に値するものを構築する必要がある