平面のなかの絵肌
どんな作品も、ほぼ確実に(モニタやスマートフォンの)「画面」で見られている
つまり強制的に電子機器の平面になっている
絵肌がなくなる
しかし平面のものでも心を打つことが昔からある
映像
写真
印刷物
書籍
版画
絵肌がなくなる、という発想が短絡的ではないか
マテリアルの行使をもって絵肌と呼ぶ向きがある
なくなっているのではなく、「画面(平面)」というマテリアルが事実上の標準である
絵肌と平面の関係性を探る
絵肌のうち、平面になると失われるもの
現実であったがゆえ、失われる
マテリアル
触れなくなる
絵肌のうち、平面になっても失われないもの
非現実を許容し、失われない
フィール
感じられる
岩や鉄を見て、岩や鉄のように感じられる
エフェクト
認識できる
明るければ、その分まぶしく見える
隣り合った明度の差を利用したりもできる
失われなくても、「それっぽさ」を超える必要がある
感覚に依拠せず、実際にそうであること
ネットの絵描きは画面内の世界に生きている
フィールとエフェクトに特化するスタイルになる
テクスチャを貼る
版ずれ写真風加工
明暗境界の彩度を高くする
よく知られているけど、決まった名前がない
明暗境界線の色、などと呼ばれる
"絵を描く時に影の境目に別の色相を入れるとリアルになる"けど色の法則はあるの?→考察や解説が続々集まる - Togetter
光が完全に当たってる角度と完全に影になる角度の中間点において固有色の彩度が最も高くなる
mk.iconも最初に見聞きしたのはこれ
「工業製品の平面という共通性」を表現に利用している作家がいそう
美的発達段階は「画面でかまわない」をある程度説明する
正確に描くだけならデジカメでいい