排中律
排中律(はいちゅうりつ、英: Law of excluded middle、LEM、仏: Principe du tiers exclu)
排中律(はいちゅうりつ、英: Law of excluded middle、仏: Principe du tiers exclu)とは、論理学において、任意の命題 P に対し"P ∨ ¬P"(P であるか、または P でない)が成り立つことを主張する法則である。
$ P \lor \lnot P
意味
任意の命題$ P に対して$ P または$ P でない
いかなる命題Pも真か偽のいずれかである
真でも偽でもない中間的な真理値はありえない
真偽の2値とならないといけない?
古典論理は排中律を満たす
排中律を使わない?論理は直観主義論理
排中律の真理値表
$ \begin{array}{c|c|c} P & \lnot P & P \lor \lnot P \\ \hline \colorbox{#fcc}{T} & F & \colorbox{#fcc}{T} \\ F & \colorbox{#fcc}{T} & \colorbox{#fcc}{T} \end{array}
真理値表のすべての行がTになるものは恒真式(トートロジー)
例1:
命題$ P 「ソクラテスは死ぬ」
排中律的にみると(?)「ソクラテスは死ぬか死なないかのどちらか」
例2:
命題$ P 「俺か俺以外か」
俺が$ P
俺以外が$ \lnot P
確認用
Q. 排中律
Q. 排中律の論理式
Q. 排中律の例
関連
同一律
矛盾律
無矛盾律
ファジィ理論
参考
排中律 - Wikipedia
メモ
callccによる排中律の証明 - sumiiのブログ
#論理学