ベッチ数
ベッチ数(Betti numbers)
0次元ベッチ数
グラフの連結成分の個数
以下のようなグラフ$ G があったとき、
$ V(G) = \{ 0, 1,2,3,4,5 \}
$ E(G) = \{(4, 5), (1, 3), (3, 2))\}
連結成分は$ \{0\}, \{4,5\}, \{1,2,3\} の3個
なので0次元ベッチ数は3
code:mermaid
flowchart LR
0
4 --- 5
1 --- 3
3 --- 2
1次元ベッチ数
グラフ Gからうまく n本の辺を選んで取り去っても Gが連結したままだが , n + 1本の辺をどう取り去っても Gが連結でなくなるとき , Gの 1次元ベッチ数は nであるという 。(ref: 『はじめてのトポロジー つながりの幾何学』) 一本道の繋がりしかないグラフは1次元ベッチ数0
環状線のグラフは1次元ベッチ数1
code:mermaid
flowchart LR
1 --- 2
2 --- 3
3 --- 4
4 --- 5
5 --- 1
ツリー
1次元ベッチ数が0であるグラフをツリーと呼ぶ
ツリーの頂点数aと変数bの間には以下の関係がある
$ a-b =1
グラフGの頂点の数をa、辺の数をb、1次元ベッチ数を$ p^i とするとき
$ p^i = a - b + 1
で導出することができる。
参考
確認用
Q. ベッチ数
Q. 0次元ベッチ数
Q. 1次元ベッチ数