ジャイナ教哲学にスィヤードヴァーダという論理学に関りがありそうなものがある
スィヤードヴァーダ(デーヴァナーガリー: स्यादवाद、Syādvāda)というジャイナ教の7つの論理がある 英: Jaina Seven-valued Logicになりそう
下記は日本語Wikipediaの7つの論理の記載
1. スィヤード・アスティ(syād asti eva) — それは存在するだろう
2. スィヤード・ナースティ(syād-nāsti) — それは存在しないだろう
3. スィヤード・アスティ・ナースティ(syād-asti-nāsti) — それは存在しかつ存在しないだろう
4. スィヤード・アスティ・アヴァクタヴィヤ(syād-asti-avaktavyaḥ) — それは存在し、言語化不可能であるだろう
5. スィヤード・ナースティ・アヴァクタヴィヤ(syād-nāsti-avaktavyaḥ) — それは存在せず、言語化不可能であるだろう
6. スィヤード・アスティ・ナースティ・アヴァクタヴィヤ(syād-asti-nāsti-avaktavyaḥ) — それは存在しかつ存在せず、言語化不可能であるだろう
7. スィヤード・アヴァクタヴィヤ(syād-avaktavyaḥ) — それは言語化不可能であるだろう
「それ」が$ A
$ ! か$ \lnot のどちらを使うべきかわからないけれど$ ! ほうが見やすいので$ ! を否定の演算子
言語化不可能を$ \text{言語化不可能(A)} とする
7つの論理は以下のように形式化できる(はず)
1. $ \exist A
2. $ ! \exist A
3. $ \exist A \land ! \exist A
4. $ \exist A \land \text{言語化不可能}(A)
5. $ ! \exist A \land \text{言語化不可能}(A)
6. $ \exist A \land ! \exist A \land \text{言語化不可能}(A)
7. $ \text{言語化不可能}(A)
めちゃくちゃ間違ってそうなので下記論文を後で見る。
参考
関連
メモ
Anekāntavāda:
many-sidedness: 多くの要素や側面があるさま。