非アルコール性脂肪性肝疾患
NAFLD(nonalcoholic fatty liver disease)
https://gyazo.com/68ac983187231cdeb9397eac711b92a1
(参考)
* 日消誌 2021;118:815―822 NASH/NAFLDの病理診断
* 日本内科学会雑誌 202001特集
病理学的に肝障害のパターンは、
肝炎
ウイルス・膠原病・薬剤
胆汁うっ滞
閉塞性肝疾患・薬剤
脂肪化
肥満・アルコール・薬剤・銅沈着
非アルコール性の定義(臨床的評価による)
エタノール換算で男性30g/day・女性20g/day未満の飲酒量であること
病理学的な脂肪肝の定義
脂肪蓄積は5%以上の脂肪滴を肝細胞に認めるものを脂肪肝と定義する
組織像のみから以下の鑑別は困難
アルコール性と非アルコール性の判定
薬剤性肝障害の除外
内分泌疾患
高度低栄養
膵頭十二指腸切除手術後
下垂体腫瘍切除術後
臨床的な脂肪化評価法
超音波B-mode (定性)
エコー減衰 (定量)
CAP 感度70% 特異度80% AUROC:0.85
ATI
UGAP
ATT
MRI
PDFF AUROC:0.99
病理所見との対比ではCAPより相関結果がよい
線維化評価の意義
Fibrosis stage 0 と比較し
肝関連死亡率はF1/2/3/4で、1.41/9.57/16.69/42.30に上昇する
全死亡率は1.58/2.52/3.48/6.40に上昇する
臨床的な線維化評価法
血液検査
NAFLD fibrosis score(NFS)
-1.675+0.037✕age(year)+0.094✕BMI(kg/m2)+1.13✕IFG/diabetes(yes=1,no=0)+0.99✕AST/ALT-0.013✕plateletcount(✕109/L)-0.66✕albumin(g/dL)
WFA+-M2BP
超音波検査
FibroScan
MRI
MRエラストグラフィ
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