e-Count2
免疫組織標本核内発現バイオマーカー計測支援ソフト
https://gyazo.com/c37de5401b54c1867e82944a1dbd5f2c
2019/05/07 V7.5
病理システム マイパソに連携
nananana.icon 201905よりバージョンアップ。非常に使いやすいソフトウェアです。
nananana.icon USBドングルが必要なため、院内情報管理部の申請で、購入から導入まで4か月かかりました。バージョン2の今回は2日。
nananana.icon 当院環境下(富士通電子カルテPC)では15秒程度でJPEG6枚をカウントします。
nananana.icon 目視でカウントした後にe-Countでカウントさせてみると、陽性核の濃い色は目立つので、たいていはオーバーカウント(数えすぎ)していることがよくわかります。
nananana.icon 公式ウェブサイトにお試しブラウザ版もあります。
* 第67回日本医学検査学会
nananana.icon ウェブ上で抄録がよめます。
* 病理と臨床2020 Vol.38 臨時増刊号 p.62-
第2部 免疫組織化学技術の発展 5. 定量的計測法
nananana.icon 上記のNTT東日本関東病院グループによる解説
! 測定結果はレポート形式で出力されるのでそのまま報告書とできるが、医療用機器として認可されていないため、あくまでも病理医が出力結果をチェック後に報告する必要があると考えられる。
! 設定条件による判定結果の違いとして、核染色が薄い場合に陰性細胞の認識率が変わるため、結果が変わりやすい。核染色を濃くすることで検出感度が向上する場合がある。
! 切片が薄すぎると陰性細胞を検出しにくい。
nananana.icon 個人的経験では背景を明るくすることで検出感度が上がりやすい。
利点
病理医間での判定基準のばらつきがなくなる
低価格12万円・追加ライセンス1万円
欠点
限られた領域の評価にとどまる JPEG1~6画像程度
癌細胞と非腫瘍細胞との分別は目視確認が必要
染色により結果が変わることがある