タスクとTODO
上記記事での定義
・ 「タスク」は決められた期限までにやらなければいけない仕事
・「ToDo」は先延ばしにしても困らない、いつかやらねばならない仕事
タスクの定義では、ある行為・行動がタスク性を帯びるかどうかがタスクであるかどうかという議論があった。 タスクと似た言葉でTODOがあるが、TODOに関してはタスク性がないもの捉えてはどうだろうかと思った。
rashita.icon英語の「to」をどう解釈するかですが、これは単に名詞句にするためのtoではなく(だったらdoingでいいはず)、「するための」というニュアンスがあるものだと理解しています。
するべきこと。しなければならないこと。トゥードゥー。「トゥドゥリスト」
単に「do」ではなくて、そのdoの実践が要請されている、というイメージです。
つまり、それはタスクとほとんど同じ、というのが倉下の解釈です。
なので、まず「やるべきこと」の全体像として(粒度を限定せずに)todoというものがあり、そのうちの具体的な行動を示すものがタスクであると、たしかやるおわでは定義したような気がします。
この場合は、タスク性の有無ではなく、行動の粒度(具体的に取れる実際の行動の度合い)が二つの言葉を切り分けるポイントになっています。
ただ、こういう定義を切り詰めていくというよりは、上で指摘されているように、「私たちが扱おうとする(行動の)情報にはどのようなものがあるのか、をまず列挙していくことが必要かと思います。名前を与えるのは、それが終わった後でもよいような気がします。
言い換えると、それがなんと呼ばれているかではなく、私たちがタスク管理的な行為において、どのような情報を、どんは風に管理しているのかの実際をフィールドワークし、そこで集まったデータから何か大きな図を描くのが良いのではないか、という感じ。
だから、まずそれぞれの人が、自分の「タスク管理」(ということばで限定的すぎるように感じるなら、仕事とか生活においての管理)をどんな対象について、どのように行っているのかという話を聴かせていただければなと考えております。
補足
やるおわから
〈Todo〉とは、「すべきこと」です。あなたが責務を負っている──あるいはそうであると感じている──業務全般がTodoです。業務と書きましたが、仕事に限定されるものではありません。プライベートでもNPO活動でもTodoは発生します。役割としてやるべきこと。それがTodoです。
タスク管理における混乱は、〈タスク〉と〈Todo〉の混同によって生じます。タスクであっても、「すべきこと」ではない場合がありますし、「すべきこと」であっても、〈プロジェクト〉や〈スケジュール〉のようにタスクでないものもあります。この二つが違うものであり、違う扱いが必要である、という認識は大切です。たとえば、すべての〈タスク〉を「すべきこと」だとして扱ってしまえばあっという間にパンクしてしまいます。また、「すべきこと」を区別しないと、「実際に取れる具体的な行動」と「そうでないこと」が混ざってしまい、混乱が生じます。こうした事態を避けるためにも、「実際に取れる具体的な行動」と「すべきこと」が同じものではないという認識を持ってきたいところです。 タスク
〈タスク〉は「実際に取れる行動」です。たとえば、「コピーを5部とる」はタスクですが、「明日は早く帰る」はタスクではありません。実際に取れる行動であれば、なんであれそれは〈タスク〉と呼べます。〈アクション〉や〈アクティビティ〉のように、行動であることが強調される呼び方もあります。 どういう呼び方であれ、〈タスク〉がタスク管理における最少の単位です。つまり、「実際に取れる具体的な行動」を認識し、観察し、操作するのがタスク管理です。
ぷーあるちゃ.icon了解です!もう一度自分のやっていることを書き出してみたいと思います。
管理をしていて高揚感は、ありませんが、頭がごちゃごちゃして何も手につかないという事態は避けられていますね。
この感じを表現するとしたら、呼吸のような感じで、普段は意識されないけど、たまに山にいって深呼吸をすると気持ちいいというのと似ていますかね。
rashita.iconそういう事態を避けられている(ように自分ができている)ことに対する充実感(というのはちょっと強いですね、やりがいとか、達成感とか、何かしらそういう感じ)があるのではないかな、と。
もしそういう実感(プラスの感覚)がまるでないならば、この分野のことって好きにならないような気がしております。
ぷーあるちゃ.icon毎日常に感じる訳ではないので、充実感だと強いかもしれません。でも、時折やっててよかったと思います。
また、誰かの方法ではなく、自分の方法というぐらいに馴染むように工夫を重ねる過程が楽しいかったりはしますね。
rashita.icon工夫する楽しさはありますね。規模は小さいかもしれないですが、創造(クリエーション)の楽しみだと思います。
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