心理学
141 普通心理学.心理各論
141.5
千葉敏生訳, 『スイッチ!:「変われない」を変える方法』, 早川書房, 2013年
原著: Chip Heath, Dan Heath, Switch: How to Change Things When Change is Hard, 2010
141.5『思考の教室 じょうずに考えるレッスン』
社会人向けっぽい表紙に見えたけど、中身は高校生・大学生の若者向け。
2020年に書かれた本で、政治とかインターネットで見た楽しくない話題が出てくる。ちょっとしんどい。
141.5 マシュー・サイド, 『多様性の科学 : 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織』, ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2021年
『失敗の科学 : 失敗から学習する組織、学習できない組織』と同じ作者の本なので、話半分に読む。
「CIAは白人男性ばかり採用して多様性がなかったので9.11を防げなかった」というけど、その後の章では「人種・性別が同じだからといって多様性がないわけではない」という。言わんとすることは分かるけどどっちなんだい。
141.6『恐怖の哲学 : ホラーで人間を読む』
ファントム・オブ・ジ・オペラ(FGO)のことを考えるにあたって役立つかと思ったが、後半に進むにつれ哲学的な理屈が増えて難しい。ほぼ流し読み。
141.6 片田珠美, 『他人を攻撃せずにはいられない人』, PHP研究所, 2013年
ラ・ロシュフコーの引用がやたら多い。著者が好きなんだろうか?
「攻撃欲の強い人」から逃れられた事例が、攻撃欲の強い人に追われる形で退職・異動して結果的に関係を絶てたものしかない。
145: 異常心理学
145.4
岡田尊司, 『マインド・コントロール 増補改訂版』, 文藝春秋, 2016年
『人はなぜ宇宙人に誘拐されるのか?』で否定的に紹介されている事例(催眠術で強盗、サブリミナル効果)が特にそういうこともなく紹介されてる。どっちが正しいんだこれは。
146: 臨床心理学. 精神分析学
松本俊彦編, 『「助けて」が言えない : SOSを出さない人に支援者は何ができるか』, 日本評論社, 2019年
14章と16章で「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」が「PSTD」になっているのがちょっと心配。
素人の私でも知っている単語が一貫して間違えられていると、書き手を信じていいか迷う。
14章、16章以外の章ではPTSDと書かれているので、本全体を通して校正だか校閲だかが行われていないのかも。
146.1: 臨床心理学. 精神分析学
岸見一郎, 100分 de 名著ブックス『アドラー 人生の意味の心理学』, NHK出版, 2018年
146.8: カウンセリング・精神療法
『現実は厳しい。でも幸せにはなれる』
『精神科医が教える聴く技術』