『現実は厳しい。でも幸せにはなれる』
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table:書誌情報
著者 アルバート・エリス
訳者 齊藤勇
出版社 文響社
出版年 2018年
『性格は変えられない、それでも人生は変えられる』の改題・加筆訂正版。
とにかく話がくどい。同じことを何度も何度も説かれるので一気に読まない方がよい。
書いてあることを実践する難易度が高い。
心底憂鬱なときに「そうなることを自ら選んでいるだけ」と言われたら「それでいいです私ダメなんで」となるだろう。
『いやな気分よ、さようなら コンパクト版』の方がまだ不貞腐れずにすむかもしれない。
「その人自体がダメなのではなくダメな行動をするだけ」で「死さえ最悪ではない」なら、ダメな行動をやめようと頑張るより死ぬ方がよさそうに思える(別に死にたいわけではないが)。
比較的元気なときにつまみ読みして、いざ凹んだときに思い出すような使いかたがよさそう。