モルトマン
『政治的宗教の神学的批判』
モルトマンは
フォイエルバッハ
、
マルクス
、
フロイト
らを挙げて次のように論じる。
彼らは、かつての宗教論争のように、もはや「真の宗教」を問わない。むしろ、宗教の心理的・社会的・政治的機能を問う。(...)現代の生の相互作用・相互依存の網の目の中での、説教、宗教的制度、表象、信仰者の行動の典型などの社会心理学的・政治的働きをその批判は問うているのである。