タイトルはそれが「全体」であってよい
Atomicなページというものについて、なぜか「タイトルは氷山の一角でなければならない」と感じていた。 「Atomicといってもそれは深遠なものであり、言語化していけば巨大な氷山になるはずで、タイトルはその氷山の小さなさきっちょである」というイメージ。
つまり、タイトルは全体を表すのではなく、特定の氷山をあれと指し示すものに過ぎないという認識があった。
いや、タイトルが既に全体であっても良くな〜い?????
「Atomic」という語彙が悪いとかそういう話では全然なくて、たまたまAtomicなページの作例として見たものがなんだかとても充実していたからそういう解釈に引っ張られたのだろうと思う。
そして、のらてつ辞典に収録するというイメージを獲得した結果、タイトルが既に全体であってもよく、ページの中身は補足に留まっても何ら問題はないと思えるようになった。それが「ことわざ辞典をイメージする」という意味である。 そのようになっているページはUnnamed Campでも他の人のプロジェクトでもいくらでも目撃していたのだが、それらはなんとなく「途中」のものに見えて、いずれ巨大な氷山となることを目指されているのだろうと感じていた。 まあ実際氷山にしようと思えばなるかもしれないが、そうしなくとも自分が扱うには十分であるというのであれば、別に氷山になんかしなくてよいのだ。
他の人と概念を共有する必要があるなら仔細に解き明かして定義していかなければならないかもしれないが、「私がわかっていればそれでいい」というものは、それでいいのである。
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