ページのタイトルは「圧縮」で付ければいいのだと気がついた
前提
Scrapboxのページタイトルを付けるのが下手で悩んでいた
大体納得できる感じのそれっぽいタイトルを付けたつもりなのに、後から見ると内容をぱっと思い出せない
その後
過去に作ったページのいくつかについてタイトルを付け直してみた
イメージはことわざ辞典
ことわざ的なタイトルを付けるという意味ではなく
ある短文に対し、説明や具体例が伴っている状態のイメージ
「○○(について)」型の命名をしないということ
明らかに名詞でなければならないものを除いて
なお名言集をイメージすると名言的な言い回しにしたくなるのでそのイメージは意識的に遠ざけた
変化
タイトルをうまく付けられるようになった気がする
自分がタイトルを見て、何を書いてあるページか判るようになった
それが何故かできていなかった
結局のところ
要するに「結論をバーンと書く」「意味がわかるように書く」「核になるものを取り出して書く」とかいうことをやっていることになっているんだろうと思うのだが
でもそう言われてもそうできなかった
意味はわかっていたが、実践できなかった
できるようになったっぽい今でも、「理解が足りていなかった」という感覚はあまりない
「わかっていたことを、できるようになった」というだけ
それらのヒントが自分語(のらてつ語)に翻訳されていなかったから?
自分は何によって情報を引き出せるのかが解っていなかったのかもしれない
だから「これを要約するとしたら」「この中で大事なワードを取り出すとしたら」「これを象徴的に表現するとすれば」というような基準でタイトルを決めようとしていた
それらは他人に向けてやることであって、自分に必要なのは「これを引き出せる表現は?」以外にない
自分にいちいち連想クイズを強いないということ
「えーっとこう書いたっていうことはこういう内容からこういう処理によってこうなったんじゃなかったか」みたいなことを未来の自分にやらせない
逆算させない
変化後のタイトル付け処理は
ページの内容について、可能な限り文字数を縮めてこの全体を表現するにはということを模索する
一部を取り出すのでも、一連に対して名付けをするのでもなく、「縮める」ということ
(核の取り出しや全体への命名は対外的な文章の題には必要である)
何かに代表させようとするのではなく、ひたすら圧縮する
「代表」は文言を維持しようとしてしまうが、「圧縮」は言い換えを積極的に考える
140字に押し込めるのと同じように、数十字に押し込めていく
押し込めていけば数十字になる
そもそも、140字に押し込めるときも数十字の結論がまずあり、その補足(理屈や条件など)がそこに2~3件くっついて成り立っている
つまり、その処理自体はごく慣れたものであるはず
そうやって縮めようとした結果、優先順位の低い記述から削がれていくことになる
結果として、一部の文言が全体を代表しているかのような形になる可能性は大いにある
あるが、その場合そこに加えられた僅かな処理(助詞や接続詞や補足の一語など)が、自分の中では「圧縮」を示すことになる
今の気持ち
Scrapboxライフが劇的に変わるのでは?
Obsidianもそう
過去のページをどんどんリネームしたい
つまり見返したい