Thinking out loud 002
2021/06/09
nora.icon『思考のエンジン』、馴染みのある領域についての本だし、文を飲み込めれば「うんうん、そうだよね」になる感じの本だけど、私の知的センスより遥か高層のオシャレな(?)文章ゆえに、かなりの格闘が必要という感じだ。
nora.icon浅学で固有名詞から自動的に「空気」を察しとることができないのが読解のロスを生じさせている感じがする。
nora.iconでも逆に、この格闘によって、この本の文脈を離れてその固有名詞について今後知識を深めていく時には多少滑らかになるかもしれない。
nora.iconていうか、何年か前までならこの感じだと「わかる気がしない」というのが第一印象として当然だったけど、今は「ちゃんと読めばわかるのは確かなんすよね」という気分なので(実際そうだと思う)、どこかのタイミングで知的レベルがカクッと上がった感じ(「カクッ」は折れ線グラフのイメージ)。
nora.icon「最新版」「今の」の意味の何かをタイトルに添えようと思って英単語を確認するなどして、「なう」に落ち着いた。
nora.icon文法的におかしい状態で使うより、いっそ最初から変な(?)言い回しにしたほうがいいなと思う。
nora.icon常に最新版を「Thinking out loud」にしようと思っていたのだが、「Thinking out loud」というものに対する言及をどこかでした場合、過去ログ送りのためにリネームした場合に具合が悪い。
nora.icon「過去ログ送り」とかいう語、十数年ぶりに使った。
nora.icon「自治」が発生するところでの発言が「つぶやき」なわけないんですよね、もはやね。
nora.icon「自治」は個人の倫理観ではないから…。
nora.icon「自治」が必要というのはつまりそれぞれに何かしらの影響力があるということで、影響力がある言葉を「つぶやき」と言えるのかという。
nora.iconもし人のScrapboxが検索しやすくなり且つ「この行」に言及するのも容易になったとしたら、じわじわ自治の空気が生まれてきそう。そんなのは嫌だ~。いちいち人の一言に反応してどうこうするみたいなのはTwitterだけでたくさんだ。
nora.iconコミュニケーション的な要素が目立つようになれば、今いる人のコミュニケーションが活発になるだけでなく、「コミュニケーションしたい人」がガガッと流入してくることになる。その暴力性にもう辟易としている。(Scrapboxの形態でそうなり得るかは置いておくとして)
nora.iconTrickleという「カテゴリを分けて呟けるTwitter的なサービス」があるのだが、リリース当初は地獄の様相であった。単に「今身を置いている環境がなんか嫌(人選的な意味で)だけどTwitterとおんなじことしたい」という人間がかき回しまくって毎日学級会で喧嘩三昧みたいな感じだったのである…。そういうのから離れようぜというコンセプトだと私は認識したのだが。
nora.icon自分のオリジナリティを発揮したいとか特別でありたいとかはそんなに思わない(つもりでいる)けど、自分にとって快適なものを生み出した瞬間は最高の気分という感じがする。
nora.icon人の感性に合わせていけないタイプゆえに、自分が快適なものを作ろうとするとなんとなく人と違うということになっていくような気はする。
nora.iconでも「面白いね」とか「オリジナリティがあるね」とか言ってもらえると嬉しい。
nora.icon「独特である私」を実感する喜びというよりは、「なんとなく人と違うっぽい私」を受け入れてもらえる喜びという感じ。
nora.iconまあでも、多分誰しも自分の感性を追究すれば「ちょっと変わってる」ものになっていくとは思う。そうしようと思わない人が多いような気はするけど。
nora.iconUnnamed Camp、提示された問いかけに対して自分の感じ方をそっと置いていく、以外の書き込みができないという自覚。
nora.icon自由な場であるにも関わらず、やはり「どんな記事があるか」というパターンを分析・学習して適応していくという工程を経ないと動けない。
nora.iconそもそも、何かを言えるほど知識がない。
nora.icon「ひらかれた場」にひらいていくにはでは「自分のコンプレックスが露呈する恐怖」について書いたが、この場合そういう問題でもなく、シンプルに「そのステージに立てていない」という感じがする。 nora.icon車輪の再発明をするのが好きだけど、やはり人と交流する場で「今更のこと」を気づかず書いてしまうみたいなのは避けたくなる。 nora.iconお勉強しよう。
2021/06/11
nora.icon「スケールする」という言い回し、なんか非常に気持ち悪い。scaleって何かしらの「度合い」を指す単語だし、「測る」という意味を持つなら「スケールする」でもいいかもしれないけど、「度合いを動かすor動かせる」という意味合いで「スケールする」は無理がない?
nora.icon謎の和製英語作るくらいなら日本語でいいじゃん…。英語使うならちゃんと正しく使ってよ…。
nora.icon「スケールする」を使っている個々人に文句があるというよりは、そういう言葉を次々生み出す「業界の空気」みたいなのへの拒否感。
nora.iconそういう言葉がもう市民権を得てしまったらもはや仕方ないよね。業界の外で通じるとは思わないでほしいけども。
2021/06/12
nora.icon議論は尖っていなければならない、みたいな感覚は正直良くわからない。
nora.iconもしかしたら性差もあるのかも?わからん。
nora.icon「議論は尖っていなければならない」を前提として「回りくどくして丸める」が発動したものはなんか卑怯な気配が漂っているとは感じる。
nora.icon普通に話したらいいじゃんと思うけど、刃物か盾を持っている人ばかりなので、普通に話すということがあんまり成り立たない印象。
nora.iconあとなんか議論の場というものを決闘の場か何かだと思っているのではと感じることが時々ある…。
nora.icon相手の認識の不完全さをとにかく突きつけて吊し上げたいみたいな。
nora.iconいちいち自分の誇りをかけた大舞台みたいな大事(おおごと)にしないでほしい。その態度自体に引いてしまう。
nora.icon自分の尊厳が脅かされたら徹底抗戦しなければならないと思うけど、そうでない議論でそうなるのは大袈裟に見える。
nora.iconやったらやり返されるんだから、先手打ってやるということには何も良いことがないと思う。
いっき(@ikkiTime)
これは別に、新・偏見として提示したいわけではなく、感想みたいなものなのだけど、「男性は無能者に寛容になるのが苦手、女性は危害を加えてくるかもしれない者と共生していこうとするのが苦手」みたいな傾向はあるのかもしれないね。
nora.iconこれはわかる。(前の話題と少し関連するかもしれない)
nora.iconあと、他者に対する拒否感として、前者を抱くタイプを男性的、後者を抱くタイプを女性的、と無意識のうちに認識している人が多いような気がする。
nora.iconつまり、
他者の無能を積極的に攻撃するタイプを男性的と思い、そうである女性のことを「男っぽい」と認識し、
他者からの攻撃を恐れて回避しようとするタイプを女性的と思い、そうである男性のことを「女っぽい」と認識する、
という傾向を感じる。
nora.icon神経症傾向が強まっていると結局どちらも強化されると思うけれど、生理的な拒否感として先に出てくる感覚にはある程度の性差はありそう。
nora.iconありがちな夫婦の関係性として、夫が妻の尻に敷かれているという状態があるわけだけど、仕事場ではともかく私生活の中では妻からすれば夫は無能というのが全く珍しくない感覚としてあって、それを許すのは当たり前という感じはする。
nora.iconあと子ども時代は女子からすれば男子は全部無能に見える気がする。
nora.icon(このことによって色々な問題が発生していると思うので個人的には子ども時代は男女分けてほしい…)(男を当然に馬鹿にするということが女に習慣づくこと、男が女に対する軽い復讐心を根強く抱くこと、の問題)(しかし分けるとなるとそれはそれで難しい問題が発生するのも想像できるのでなんとも言えない)
nora.icon一方、女性が加えられる危害っていうのはなんかもう致命的なので(性的なものにしろ純粋な暴力にしろ社会的な迫害にしろモラルハラスメントにしろ)、それがないことを求めるのは最優先事項ではある。
nora.icon肉体的な強度の差によって結局肉体の強度とは関係ない領域でもパワーバランスの偏りが発生する…。
nora.icon女同士でも多くの場合はあらゆる場面に於いて「危害を加えられた側(の女)が悪い」という結論に至ってしまうので、何らかの意味で危害を加えられたらもうその共同体に安全はないという感じがする。
nora.icon加えられた危害そのものは然程のものでないとしても、それによって結局社会的な足場が崩れるというか。
nora.iconそういった感覚を生活全般に拡張していくと、そういう苦手意識の性差は生まれてもおかしくない。(が、何も調べたわけではないのでこれらのことは個人の想像に過ぎません)
nora.iconなんかここ数日体調が悪いような気がする。慢性疲労症候群的な感じの不調(慢性疲労症候群ではないと思う)。
nora.icon単に「疲れた」ということなのかなあ…。疲れるようなことをしたつもりはないが…。
nora.icon体調が悪いと、それでも何かを考えたい気持ちは衰えないのだが、扱える抽象度が制限されるために、具体的なことに対して論じようとし始めるので、舌禍注意報が出るわけなんですよね。
nora.iconあと考える題材を外に求める。自分の思索のログとかを眺める気力がないので、誰かが言ったことに対しての反応が主になってしまう。
nora.iconゴーストバスターズ面白かったー(初見)
nora.iconしかしなんというか、批判されるだろうなというポイントをちょこちょこ感じてしまった。直接的な当事者じゃないから「面白かった」と言っていられるが、という感じ…。
nora.iconまあ、戦うべき層というのが何段階もあるから仕方ないのか?
nora.icon2021年に公開していたら許されてなさそう。
nora.icon話の組み立てと演出はエンタメとして面白かった。
nora.iconCG技術の無駄遣いみたいなの楽しい。
nora.icon1984年版だともっと大袈裟に見えただろうしより滑稽味があったんだろうけど…。
nora.iconソファーに座ってオットマンに足上げてコーラとポテチ飲み食いしながら観たい映画。
nora.iconアメリカのホームドラマにありがちなノリが苦手なのだが、この映画はあんまりキツくなかった。
nora.iconヒステリックにイライラする女が登場しないということがどれほどありがたいことか。(あれ誰得なんだろう?)
nora.icon時々急に単純なゲームアプリをインストールしたくなる。急に。そして3回くらいやって飽きる。
nora.iconこれはどういう欲求なんだろう。
2021/06/13
nora.iconそうか、この世には「理解」さえできれば何も障害を感じないタイプと、理解しようがしまいが「印象」に引っ張られるタイプとがあるわけだ。
nora.icon「印象」と戦う人は、「印象」の引力に対する勝利を「やっと理解した」と表現するが、実のところそれは「理解」の問題ではない。
nora.icon世の中に存在するコミュニケーションを見ていて「なんでそういう…!?」と思うことが大なり小なり数多あるのだが、そういうコミュニケーションをしている人たちも特に生存に困ることもなく昨日を生き今日を生きている。
nora.icon自分のそういうコミュニケーション不全に対する潔癖症的な感覚は、(積極的に使おうと思えば役に立つかもしれないが)自分の精神的体力を過度に削ってしまうばかりかもしれない。
nora.iconまあそもそも、自分が変なコミュニケーションをしていないとは限らない。他人から見たらおかしいのかもしれない。(おかしさを指摘された経験はない)
nora.icon世の中の人々、びっくりするほど「意図」を読まない。人類の共感能力なんか嘘やろと思ってしまう。
nora.iconあと違う意図に路線変更したということを示さない。「話変わるけど」的な断りを入れていない。
nora.iconそうすると、当然ながら相手は「意図がずれている」と思うので、誤解を解こうとして噛み合わない会話になる。
nora.icon今この瞬間に相手の頭の中でアクティブになっている情報・概念・主張・仮説はなんなのかという。
2021/06/18
nora.iconすごーい
nora.icon何がどうなってこうなるのか想像すらできないが、便利なことはわかる!
nora.iconパソコンの中身がどうなっているのかわからなくともパソコンを使うことはできる、というやつ。
nora.iconまるで無力な身としては技術者の皆様に感謝するほかない。
nora.icon一覧性やページ遷移の手間の問題から、ページの粒度をあまり細かくしたくないなと思っていたのだが、これを使うとむしろ細かくしていったほうが整理されそう。
nora.iconScrapboxでやりにくいからObsidianでやっていたこと、のいくらかがScrapboxで間に合うようになる。
nora.icon非公開プロジェクトの使い方がガラッと変わるかも?
nora.icon自分のプロジェクトを非公開含めて全部whiteListに書いておくと同名のリンクがある時に表示される。
nora.icon横断できないからプロジェクトをひとつにまとめていたが本当は分けたい内容、を分けてもよくなる。
nora.icon動作が軽いのが体感として謎。すごい。
2021/06/20
nora.icon考えたことなかった。
nora.icon個人でやってるならそもそも非公開プロジェクトがメインの人の方が多い気がするし。
nora.icon不完全だろうがなんだろうが露出したい人というのはそんなにいないような…。
nora.icon個人的には、ページ数が膨大=テーマ性がなくて他人から見ると見づらいプロジェクトかも、という想定ならする。
nora.iconSNS的な悩みが結局Scrapboxにもついて回るということなのだろうか。
nora.icon違う観点でのSNS的悩みとその対処を前に考えた(実践中)
nora.icon他者を意識しうる要素を見つけてしまったら負けという感じか。
nora.iconうんうん。