「知的生産」の定義
知的生産というのは、頭をはたらかせて、なにかあたらしいことがら──情報──を、ひとにわかるかたちで提出すること
必要な要素
自分の頭を働かせる
何か新しい事柄(=情報)を提示する
他者が理解できる形に整える
含意
「物的でない」
つまり「ものづくりでない生産」に名前をつけたということ
「消費でない」
つまり「知的活動だが何かを生み出しているわけではないもの」と区別したということ
※まともな労働をしないで収入を得ることを「知的生産」とは言わない。(それは「不労所得」)
のらてつの中のイメージ
「自分の想像を大事にしようとする」ということ
大事にできるかどうかはともかくとして大事にすることを試み続けるという意味で「大事にしようとする」
「新しい事柄」を「世界にとって新しい事柄」と考えると、ほとんど誰にも何もできなくなってしまう。
よって、「誰かにとって新しい事柄」を提示すること、そして世界にとって新しくないかもしれない代わりに、自分独自の視点を追究することを目指す。
自己の探求とは、自分の中の内的世界を探検することであり、それを「自分の想像を大事にしようとする」と表現している。
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