単語の意味を深く学ぶ
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文法だけを単独で学んでも英語のアウトプットはできないため、英文法を説明した本を熟読するより、単語の意味の探求をする方がいい。
これがスキーマに昇華していくのかnolimitakira.icon 単語それぞれの意味を今までより深く調べることがスキーマ探索の第一歩。
例えば、テキストを読んでいて embarrassed という単語の意味がわからないとき、 Google に「 embarrassed 意味」と入れて検索すると、すぐに「恥ずかしい」と出てくる。そして、「恥ずかしい」に対応する英語として「 embarrassed, ashamed, shy, shamed, abashed, mortified 」も出てくる。
多くの人はここで満足してしまい、「 embarrassed は恥ずかしいという意味ね」と覚える。逆に「恥ずかしい 英語」で検索すると「 embarrassed, ashamed, shy 」の三つの単語がすぐに出てくる。だから「恥ずかしいは embarrassed, ashamed, shy ね」と思い、それを覚えようとする。こういう調べ方をしていたのでは、もちろん英語スキーマは作られようがない。
単語の意味の探索の第一歩は、辞書の語義を最初のものだけではなく、できるだけ最後まで読み、今自分が読んでいる文脈に当てはまる語義を探すことだ。そのためには、必ず複数の例文に当たる。これが鉄則。できれば英英辞典が良い。 自然に英語のアウトプットができるようになるためには、単語を単体としてではなく、語彙のネットワークの中で、他の関連する単語と関係づけて覚えることが欠かせない。これはかなり時間と労力を必要とするので、全ての単語についてこの点に留意するのはあまり現実的でないかもしれない。しかし、この単語は重要だからモノにしたい、と思ったらその単語を取りまくネットワークがどういうものなのかを調べ、頭に入れるようにしてほしい。