非機能要件
en :
Non Functional Requirement
略 :
NFR
『
ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―― エンジニアリングに基づく体系的アプローチ
』 では、非機能要件の代わりに
アーキテクチャ特性
という言葉が使われている
『
ビヨンドソフトウェアアーキテクチャ
』 より
アーキテクチャ
に関する様々な
品質
や
プロダクト特性
のこと
2 つに分類できる
実行時にシステムを観察して見て取れるもの :
パフォーマンス
や
ユーザビリティ
など
そうでないもの (標的顧客との将来の関係を左右する補助的な特性) :
テスタビリティ
や
修正可能性
など
補助的な特性が明記されることはほとんどないし、明記されても正式なものでないことがほとんど →
ターキテクチャ
の設計や関連するシステム構築には規律が重要
マーケテクチャ
や
マーケテクト
の想定する非機能要件が、開発チームの想定より低い水準になることが日常的になってしまう状況には注意が必要
from
はじめての設計をやり抜くための本 第 2 版
システム利用者が、機能を利用する際に補助的に必要なシステムの
品質
や
性能
のこと
非機能要件
を定義することを
非機能要件定義
という
明文化するために
サービスレベルアグリーメント
(
SLA
) として契約締結したり、
サービスレベル目標
(
SLO
) として目標設定する
多くの企業では、
事業継続計画
(
Business Continuity Plan
) を策定して、非常時にも事業継続できるように対策を用意
非機能要件の基準として、
ISO/IEC 9126 品質特性モデル
が一般に使われている
SQuaRE
により
ISO/IEC 25000:2005
に統合されて、
ISO/IEC 25010 品質モデル
に引き継がれている
非機能要件として検討すべきは、
機能性
(
functionality
) の
合目的性
を除いた全て
from
実践ソフトウェアエンジニアリング 第 9 版
品質
、
性能
、
セキュリティ
等の特性や、システムの一般的な制約として表現できる
ソフトウェア開発チーム
と
ステークホルダー
による、非機能要件特定のための 2 フェーズアプローチがある
「
Using Guidelines to Improve Quality in Software Nonfunctional Attributes
」