脱フュージョン
アクセプタンス & コミットメント・セラピー (ACT) におけるプロセスのひとつで、フュージョンの状態から脱すること。
我々は言葉を 2 つの状況で使う : 会話と思考
思考はあくまで言葉なので、ACT では物語と呼ぶ
ほとんどの思考は 「人生の見方」か 「人生で何をしたいか」 のどちらかの物語
我々は、多くの場合、物語を真実だとみなし、全力で注目する (これがフュージョン (融合))
フュージョンの状態では、「思考を本当に起こった現実のように感じる」 とか 「思考を命令と考え、自動的に従う」 という反応をする
ACT では、思考が役に立つかどうかを重視する
思考が真実かどうかは重要ではない
「この思考は自分の役に立つだろうか」 と考えること
フュージョンを回避するテクニック : 『私は、「xxxx」 という考えを持っている』 という言葉で思考するようにする
nobuoka.icon メンタルモデルを自覚する、ってやつと同じっぽい
参考文献
TOPPOINT 2023 年 2 月号
『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』 の紹介より