メンタルモデル
無意識に持っている固定観念や思い込み、世界の捉え方のこと
個人が世界をどのように認識し、解釈しているかを表す言葉
世界の物事を説明したり、シミュレーション、予想、制御したりするうえで、心の中に抱く一連の考え方や構造
人は、自分が信仰する理論 (口で言うこと) どおりに行動するわけではなく、自分が使用する理論 (メンタルモデル) どおりに行動する (by クリス・アージリス)
メンタルモデルが問題になるのは、暗黙の存在になるとき (意識より深いレベル)
モデルを意識し、検証し、変化させることが必要
そのために必要な 3 つの側面
個人の気づきを促し、振り返りのスキルを向上させるツール
メンタルモデルの日常的な実践を根付かせるインフラ
探求と考え方の問い直しを奨励する文化
メンタルモデルを理解するツールに推論のはしごがある
メンタルモデルを自覚することで、「物事はこういうものだ」 から 「私は物事をこう見ている」 という意識になる
nobuoka.icon 脱フュージョンっぽい
参考文献
学習する組織 ―― システム思考で未来を創造する
図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための 「理論と実践」 100 のツボ
IT システムの文脈
ユーザー体験の文脈では、プロダクトに対して何か行動したときに、そのあとに起きるだろうとユーザーが期待する挙動のことを指す
ユーザーがプロダクトを見たり触れたりした時に、暗黙のうちに 「このように動くだろう」 と考えるような、プロダクトや体験に対する暗黙の前提
エンドユーザーの頭の中にあるシステムのイメージ
参考文献
プロダクトマネジメントのすべて
実践ソフトウェアエンジニアリング 第 9 版
『ビヨンドソフトウェアアーキテクチャ』 より
タスクやそれを達成するためのツールに応じて形成される
時間とともに変わっていく