新しい社会運動
アラン・トゥレーヌやアルベルト・メルッチのいう新しい社会運動は、第一義的には階級運動に還元できないフェミニズムや環境運動や反核運動
ポストモダンにおいては祭りとしての社会運動にならざるをえない
差別、被差別の境界線が多種多様に存在 → 被害当事者だけでは動員力を調達できない
主題化するかどうかは個人的選択 (趣味や実存) の問題になる
1990 年代以降のボランティアや NGO が社会運動なのかどうか議論されてきた
かつては自分の居場所を社会運動体に求めるのはエゴイズムだと批判
しかし、趣味や実存に基づくコミットメントを否定すると、他人の不幸を注視する運動はできない
参考文献
私たちはどこから来て、どこへ行くのか