妻問婚
#結婚
「
妻問婚
」 といわれる日本古代の結婚生活の方式も、このつながりで理解できます。 妻問婚とは、昼間は自分の家にいる配偶者の男性が、夜に妻の住居を訪ねるという方式の結婚生活です。 古代社会では、
夫婦
は妻問婚を経て、妻方の親との同居や独立居住に移行したと考えられています。 とはいえ、平安中期くらいには力を持っていたのはしばしば妻方の父であり、その意味での家父長制的な規範はすでにあったようです。
(『
結婚と家族のこれから 共働き社会の限界
』 より)