共通フレーム
『SEC BOOKS 共通フレーム 2013』 より
共通フレームとは
ソフトウェア、システム、サービスに関わる人々が同じ言葉を話すことができるように共通の枠組みを提供
システムやソフトウェアの構想から開発、運用、保守、廃棄に至るまでのライフサイクル全般の作業内容を包括的に記載
版
共通フレーム 94
ソフトウェアライフサイクルプロセス (SLPC) の国際規格原案を参照文書とした
共通フレーム 98
ユーザー・ベンダー間のソフトウェア取引の透明性確保や、発注者が行うべき作業の可視化、開発、運用者が行うべき作業の可視化のための共通規範が求められていた
1998 年に共通フレーム 98 - SLCP-JCF98 - として策定b
産業界の要望も踏まえ、SLPC にはなかった企画プロセスやシステム監査プロセスを追加               
共通フレーム 2007
ソフトウェアライフサイクルプロセスにおける作業項目を定義
開発に入る前の要求品質確保のために要件定義プロセスを設けた
超上流の考え方を導入
業務部門の作業の可視化にも注力
共通フレーム 2007 第 2 版
共通フレーム 2013
国際規格の ISO/IEC 12207:2008 (JIS X 0160:2012) にも適合
オフショア開発にも適用できる