デジタルトランスフォーメーションの本質的な意味
デジタルトランスフォーメーション (DX) の本質的な意味
デジタルネイティブ企業に本気で対抗していくには、単なるブームとして DX に取り組むのではなく、「第 2 の創業」 に近い意識で臨む必要
蓋を開けてみたら新しい IT ツールを導入しただけ……とならないように
DX の本質は、IT 活用を 「手の内化」 すること → DX の本質は IT 活用を手の内化すること
日本の多くの事業会社は、IT をブラックボックスとして、自分たちが専門性を持つ必要のないものとしてきた → IT を事業の武器にできない
我が国の企業においては、IT システムが、いわゆる 「レガシーシステム」 となり、DX の足かせになっている状態が多数みられるとの結果が出ている。
DX を進めるためには内製化が理想
システム開発のノウハウが自社内に貯まるという理由
DX のような新たな事業を興す時は、仮説検証を行うスピードと、企画から運用まで一気通貫の IT 活用が必須になるから
外部パートナーを活用するとしても、IT の企画、設計、実装、運用というすべてのフェーズを自らコントロール可能な状態にすること (手の内化) が大事
それこそが本書で提唱しているソフトウェア・ファースト
NETFLIX とブロックバスターの事例から学べること
1. 手段が変わっても変わらない、高く掲げた企業理念を大切にする
2. エンゲージメント強化への取り組みを妥協しない
3. 意思決定者が技術に対する理解を深める
IT 調査会社のガートナーが推奨する IT システムの 2 つのモード (バイモーダル) : バイモーダル IT
関連
DX の本質
参考文献
ソフトウェア・ファースト ― あらゆるビジネスを一変させる最強戦略