ディスカバリーの進め方
from ストーリーのライフサイクル
1. ビジネスの立場からアイデアの枠組みを作る
オポチュニティの段階で多くのことができているので、共同作業をする人たちに参加してもらう
このオポチュニティで何をして、何をしないか、という境界線を明らかにする
検討すること
対処しようとしているビジネス問題
影響を受ける具体的なビジネス指標
具体的なユーザー、顧客のリスト
「ユーザーが機能を使っているか、気に入っているか」 を測定する指標
大きなリスクと暗黙の前提
ビジネスステークホルダー、問題領域のエキスパートとの議論の内容
2. 顧客とユーザーを理解し、どのように彼らを助けるかを明らかにする
深く理解する : シンプルなペルソナを描くなど
組織に導入されるものであれば、組織プロフィールも
ペルソナをもじって 「オーグソナ」 と呼ぶ人もいる
ユーザーが現在どう仕事しているかもマッピングする
検討すること
ユーザーのロールとその説明のリスト
シンプルなユーザープロファイルまたは人物スケッチ
組織の場合は組織プロファイル (オーグソナ)
人々が今仕事をしているありかたを表すストーリーマップ (ジャーニーマップ)
自分たちが知らないことを埋めるユーザーの調査や観察
3. ソリューションのイメージを描く
ストーリーマップが活躍する
デザインスタジオでアイディエーション
完全性チェックや技術的な課題の確認、「どうなるゲーム」 も
アウトプットになりえるもの
ストーリーマップ
ユースケースとユーザーシナリオ
UI スケッチとストーリーボード
UI プロトタイプ
アーキテクチャ、技術面での設計スケッチやプロトタイプ
チームメンバー、ユーザー、顧客、ステークホルダー、問題領域のエキスパートを集めた多数の共同作業
4. MVS は何か、その MVS をどう作ればいいかを明らかにするために、最小化とプランニングを行う
アウトプットを最小限におさえつつ成果とインパクトを最大限に引き上げる
残したアイデアより捨てたアイデアの方が多くなるぐらいにする
ビジネス戦略を基に対象ユーザーと顧客を選び、彼らの目標とアクティビティを用いて機能の優先順位を決める
アウトプットになりえるもの
スライシング用のストーリーマップ
開発予算を立てるための見積り資料